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勾配の1:2とは?1分でわかる意味、計算、1/100、1/12、表記との関係

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勾配は傾き(傾斜)のことです。勾配1:2は、高さと底辺の比率が1:2であることを意味します。例えば、底辺が100cmで高さが50cmの勾配は1:2の傾斜です。勾配1:2は勾配1/2と表すことも可能です。今回は勾配の1:2の意味、計算、1/100、1/12、勾配の表記について説明します。勾配の意味、勾配1/50については下記が参考になります。

勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係

勾配の1/50とは?1分でわかる意味、1/100、1/12、1:2の角度と計算方法

傾斜の計算とは?1分でわかる意味、勾配の高さ、長さ、角度の計算

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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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勾配の1:2とは?

勾配の1:2とは、下図に示す傾斜(傾き)です。


勾配の1:2-1


高さ(縦の長さ)と底辺(横の長さ)の比率が1:2の関係を意味します。例えば、底辺が100cmで高さ50cmのとき勾配1:2です。勾配1:2の「1と2」は実際の長さを表すわけでは無く、底辺と高さの比率を表します。


また、勾配1:2を「勾配1/2」や「50%勾配」のように表せます。後述しました。勾配の計算、意味、単位は下記もご覧ください。また、勾配1:2を実感したい方は、ノートとペン、定規を用意してください。底辺が10cm、高さ5cmの三角形をかけば、1:2の勾配ができますね。

勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係

傾斜の計算とは?1分でわかる意味、勾配の高さ、長さ、角度の計算

勾配の1:2の計算

勾配1:2になるよう底辺、高さの長さを計算しましょう。計算方法は簡単です。比率の計算を思い出してください。比率の計算に悩む方は、下記も勉強しましょう。

比率とは?1分でわかる意味、計算方法、単位、パーセント表示、3つの数値の計算


1:2の勾配で、高さが25cmのとき、底辺の長さを計算してください。


勾配の1:2-1


高さ:底辺=1:2

25cm:底辺=1:2

底辺=25×2=50cm


になります。次の問題です。底辺が400cmのとき、勾配が1:2になるよう高さを求めましょう。


高さ:底辺=1:2

高さ:400cm=1:2

高さ=400÷2=200cm


です。

勾配の1:2と1/100、1/12との関係

勾配の1:2、1/100、1/12を下図に示します。


勾配の1:2-1


100分の1勾配1


勾配の1:2-2


勾配の緩やかさ・急さは、底辺と高さの関係で変わります。高さに比べて底辺が大きいほど緩やかな勾配です。逆に、高さに比べて底辺が小さい場合、急な勾配になります。


下記も参考にしてくださいね。

1/12勾配の角度は?1分でわかる値と計算、1/7、1/8、1/20のスロープ勾配の角度は?

100分の1勾配とは?1分でわかる意味、1/100勾配の計算、角度の求め方

勾配の表記

勾配の表記は下記の3種類あります。


A:B

A/B

〇寸


勾配1:2は底辺が2、高さ1の勾配です。これを勾配1/2と表すことも可能です。勾配1:2を%で表すと


1÷2=0.5=50%


です。


また建築業界では「〇寸勾配」と表すことも多いです。3寸=3/10(3:10)、4寸=4/10(4:10)です。勾配の表記は下記も参考になります。

勾配と分数の表記は?1分でわかる意味、スロープ勾配の計算、パーセントとの関係

まとめ

今回は勾配1:2の意味、計算について説明しました。勾配1:2は、底辺が2で高さが1の勾配です。定規、ノート、ペンを使って、実際に1:2の勾配を書いてみましょう。勾配の計算、角度の求め方なども勉強しましょう。下記が参考になります。

勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係

傾斜の計算とは?1分でわかる意味、勾配の高さ、長さ、角度の計算

勾配の角度表は?1分でわかる角度表、勾配との関係、屋根勾配3/100の角度

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