【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
勾配とは、傾き(傾斜)のことです。勾配1/50とは、横の長さが50で高さが1の傾きです(50と1の長さの単位はm、cm、mmなど何でも良い)。今回は勾配の1/50の意味、1/100、1/12、1:2の角度と計算方法について説明します。
勾配、傾斜の意味は下記が参考になります。
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
傾斜の計算とは?1分でわかる意味、勾配の高さ、長さ、角度の計算
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
勾配の1/50とは、横の長さが50、高さが1の傾きです。長さの単位がmのとき、下式で勾配を計算できます。
勾配=1m÷50m=1/50
上式を言葉に直すと、
勾配=高さ÷横の長さ
です。
mの単位は打ち消しあいます。よって、長さの単位は重要でなくcmやmmでも良いです。下図をみてください。これが、1/50の勾配です。
また、横の長さが200m、高さが4mの勾配はいくらでしょうか。前述した勾配の計算式より、
4m÷200m=1/50
です。下図の通り、横の長さや高さは違いますが、勾配としては同じですね。
勾配は、角度に直すこともできます。勾配の意味、角度の計算方法は、下記が参考になります。
傾斜の計算とは?1分でわかる意味、勾配の高さ、長さ、角度の計算
色々な勾配の角度を計算しましょう。例えば、下図に示す勾配は「〇/〇」でしょうか。計算してください。
横の長さが1500mm、高さが15mmです。よって勾配は、
15÷1500=1/100
です。これを角度に算定するとき、Atan(アークタンジェント)を用います。下式をみてください。
θ=Atan(a/b)×180/π=Atan(1/100)×180/π=0.57度
「180/π」を掛けるのは、ラジアン表記を度数表記にするためです。角度の計算方法の詳細は、下記が参考になります。
ラジアンから角度への変換は?1分でわかる求め方、式、計算ツール
次に、下図をみてください。横の長さが240m、高さが20mです。勾配は、
20m÷240m=1/12
です。前述した式で角度を計算すると、4.76度です。
勾配の表記は「〇/〇」だけでなく、「〇:〇」という方法があります。例えば、勾配A:Bを下図に示します。
Aは鉛直距離、Bは水平距離です。下図の勾配はいくらでしょうか。横の長さが2m、高さが1mなので、
勾配=1:2
です。上記勾配の角度を計算すると、26.5度です。
今回は1/50勾配の角度、計算について説明しました。意味が理解頂けたと思います。勾配の意味、角度の計算方法も是非勉強しましょう。下記の記事も併せて参考にしてくださいね。
傾斜の計算とは?1分でわかる意味、勾配の高さ、長さ、角度の計算
勾配の計算は?1分でわかる意味、単位、パーセント、1/100、20パーセントの関係
勾配の角度表は?1分でわかる角度表、勾配との関係、屋根勾配3/100の角度
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート