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この問題は、わざわざI型の断面二次モーメントを求める必要はありません。もちろん求めても良いのですが、意味がないことに気づきます。
それは、断面Aと断面Bは『真ん中付近に穴が開いている以外、全く同じであること』です。つまり、断面Aと断面Bの差とは、穴が開いている部分のIを求めればよいのです。
さて、孔が開いている部分のIを算定したいのですが、中途半端に残っている部分は、とりあえず無視します。ゆえに、孔部分のIは、
です。これが、断面AとBのIを差し引いた値となります。この時、4番はあり得ないことが分かります。なぜなら、孔が開いている大きさは20x60なのに、20x90で仮定した値だからです。
つまり、今算定した値よりも必ず小さくなります。この観点で選択肢を見ていけば、5も無しです。1は、小さくなり過ぎていますから、無し。2、3を比較すると、両者は半分近く違っています。構造設計をしていると、3が明らかだと何となくわかるのですが、一応計算します。
実際のIは、
です。
よって、3番が正解です。
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