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テラス屋根を付けたいと思ったことはありませんか?せっかく新築住宅を建設したけれど、テラスに屋根がなくて、日差しがつらい!とか不満があると思います。もちろん、日差しは気持ちいですけど夏の猛暑だと熱中症の恐れもありますし。そこで今回はテラス屋根の取り付け方法と費用について特集します。
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テラス屋根の種類ですが、大きく分けて2つあります。1つは、柱ありタイプのテラス屋根、2つ目は柱無しタイプのテラス屋根です。なぜ、柱あり無しで分かれているのか?例えば、新築時にテラス屋根を付けることが決まっているのなら、柱無しを選択する人が多いと思います。庭に柱があると子供たちがぶつかったりして邪魔です。しかし、リフォームでテラス屋根が必要になったとき、柱無しで取り付けられないことがあります。そのため、柱ありのテラス屋根があるのです。
リフォームでテラス屋根を付ける場合、ほとんど柱ありタイプでしょう。柱ありイプテラス屋根の特徴は、安定性です。柱無しタイプのように片持ち状に屋根がとりつくと、その屋根の安定性はやや悪くなります。例えば、雪や風によって変形しないように部材の大きさを決める必要があるのです。そのため、屋根の形状や屋根を支える梁断面は少々大きくなります。また、柱無しタイプのテラス屋根は、外壁から持ち出していることもあります。外壁は構造材ではありません。外壁から持ち出す屋根はすぐに不安定になります。
実は、テラス屋根の取り付け方法は簡単ではありません。もちろん、新築時にテラス屋根を付けることが分かっていれば簡単です。しかし、リフォームテラス屋根を付けようと思うと、柱ありタイプのテラス屋根を選ぶことになります。外壁は構造部材ではないため、直接テラス屋根を取り付けようとすると、外壁が壊れ屋根が落下します。そのため、テラス屋根は柱ありのタイプで外壁を壊さないよう取り付けるのです。
柱ありタイプのテラス屋根はリフォームでほとんど採用されます。この理由は、先に述べたように外壁に屋根を留めることができないからです。柱ありタイプのテラス屋根の特徴は、安定性です。通常、2本の柱で屋根を支えていますが、柱から梁が出て屋根をしっかりと支えているので、雪が降った場合でも問題ありません。例えば、あるメーカーのテラス屋根だと20cmまでは雪が積もっても問題ないよう設計されているそうです。
では、実際にテラス屋根を取り付けるとき、費用の相場はいくらでしょうか。テラス屋根は各メーカー毎に商品として売られています。この本体価格で10万円くらいが最低価格のようです。しかし、これはあくまでも本体価格で、取り付け費用が別途かかります。取り付け費用には、職人さんの工賃も発生しますから、現実的には50万以内が費用の相場となるでしょう。もちろん、家の状況を加味して取り付け方法も違うかもしれません。そのため、専門業者さんへ見積もり依頼をすることが大切です。
柱ありタイプと無しタイプで費用の違いは当然あります。結論から言えば、柱無しタイプの方が、本体価格は安いです。もちろん、柱がないのでそれだけ安いですよね。しかし、柱無しの場合テラス屋根を取り付けるとき、工事がとても難しい。新築時なら簡単ですが、リフォームとなると、一度外壁を壊してテラス屋根を受ける部材を流して、かなり大がかりな工事になります。一方、柱ありのテラス屋根の場合、本体価格は多少高いですが、施工費が安いので断然お得です。
いかがでしたか。今回は、テラス屋根の取り付け方法や柱あり無しタイプの特徴について特集しました。これから、テラス屋根を取り付けたいなあなんて考えたときの参考になればと思います。新築物件でテラス屋根を取り付けたいとき、これは柱無しで問題ありません。一方、リフォームでテラス屋根を取り付けるとき、柱が無いと工事が複雑になり、外壁を壊す工事など本体価格よりも施工費が高くなるので注意しましょう。
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