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令和3年度 一級建築士 学科Ⅴ(施工)No.20は、設備工事に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その4つの記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | PF管の梁の横断配管で、柱際から梁せい寸法以内の範囲の横断を避けるのは正しい。 |
| 2 | ×(誤り) | 蒸気給気管は先上りを急勾配(1/80程度)・先下りを緩勾配(1/250程度)。「先上り1/250・先下り1/80」は勾配が逆。 |
| 3 | ○(正しい) | 鋼製ケーブルラックの水平支持間隔を2m以内とし、接続部・端部の近くで支持するのは正しい。 |
| 4 | ○(正しい) | 雨水排水横主管と汚水排水横主管の接続部に、排水ますのほか雨水排水横主管にトラップますを設けるのは正しい。 |
選択肢2は、蒸気給気管の先上りを1/250・先下りを1/80とした点が誤りで、先上りと先下りの勾配が逆です。
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選択肢2は「蒸気給気管の配管について、先上り管勾配を1/250、先下り管勾配を1/80とした」としています。先上りと先下りでどちらを急勾配にするかが論点です。
蒸気は配管内で冷えて凝縮水(ドレン)になります。このドレンをためずに流すために勾配をつけます。先下り管は、蒸気の流れと同じ向きにドレンも流れるので、緩い勾配(1/250程度)で済みます。
一方、先上り管は、蒸気の流れと逆向きにドレンが戻ろうとするので、急な勾配(1/80程度)にして確実に排水する必要があります。選択肢2はこの関係が逆で、先上りを緩く・先下りを急にしているので誤りです。逆らう先上りこそ急勾配と覚えておきましょう。
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蒸気給気管は、先上りと先下りのどちらを急勾配にする?
先上り(逆勾配)を急勾配にします。先上りは蒸気の流れと逆向きにドレンが戻ろうとするため、1/80程度の急勾配で確実に排水します。先下り(順勾配)はドレンが同じ向きに流れるので1/250程度の緩勾配で済みます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月

正解:選択肢2(これが誤っている記述)
1級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)
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蒸気の給気管の勾配は、先下り(蒸気の流れと同じ向きに下がる)を緩く、先上り(蒸気の流れと逆に上がる)を急にします。凝縮した水(ドレン)をうまく流すためですね。
選択肢2は先上りを1/250(緩い)、先下りを1/80(急)としていて、勾配が逆なんです。先上りこそ急勾配(1/80程度)が必要です。蒸気管は先上りを急・先下りを緩と押さえましょう。