建築学生が学ぶ構造力学

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構造力学が苦手なあなたにおすすめする勉強法と本

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建築学生にとって一番苦手な科目が「構造力学」だと思います。この記事にたどり着いたあなたも、

など思っていますよね。構造力学が苦手な社会人の方も、あまり見たくない科目でしょう。


実は、僕も昔は苦手でした。でも今は、構造設計の仕事をして、一級建築士試験で構造は28/30とれました。今回は、そんな構造力学が苦手なあなたに効果的な勉強法、書籍などを紹介します。


※下記の記事で、構造力学が苦手な人の特徴をまとめました。併せて参考にしてください。

構造力学が苦手な人の特徴

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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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おすすめの勉強法は、用語の意味を理解すること。

私がおすすめの勉強は、

構造の用語の意味を理解すること

です。「そんな当たり前のこと」と言われそうですが、できていない人が大勢いるのです。


さて、自分の分からない(理解していない)用語を知るためには、「分からなくなった出発点」を追跡(トレース)することです。多くの人は、分からない内容が積み重なって、「何が分からないのか、自分でも分からない」状況に陥っています。


これは、勉強が進むほど縄が複雑に絡まり、解くのが難しくなります。それでも分からなくなった「出発点」を知ることは可能です。


例えば、下記のような簡単な構造力学の問題を考えます。


※反力・曲げモーメント・せん断力を求めて、それぞれの応力図を描いてください。

この問題を理解して頂くために、高度な質問からより低度な質問をして、分からなくなった出発点をトレースします。

① 反力、曲げモーメント、せん断力の計算方法は知っていますか?

② 応力図の描き方はわかりますか?

③ 応力の向きはわかりますか?

④ 反力、曲げモーメント、せん断力の意味はわかりますか?

⑤ 記号の意味(支点等)は理解していますか?

⑥ 四則演算(掛け算、割り算、引き算、足し算)は理解できますか?


もっと細かく考えることも可能ですが、ざっとこんな質問をします。最後は中学生レベルまで質問の内容を下げます。ここまで元に戻って聞くと、どこかで躓いているかわかるのです。


④と⑤の質問に着目してください。問題は「応力図を描いてください」ですが、まずは「用語の意味を知ること」が必要なのです。分からない出発点を見つければ、「苦手な科目を勉強する」出発点になります。


どんなに理解が遅れている人も、時間をかければ苦手科目の克服は不可能ではありません。

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理解できれば楽しくなる。

構造力学に関わらず勉強は理解できたら楽しくなります。知恵が身に付くという楽しみや、人よりも良い点数を取ったという楽しさかもしれません。人間は「できないことは楽しくない。できることは楽しい」と思う生き物なのです。


現に僕は、理解できるようになり構造力学が楽しくなりました。


40代から仕事が楽しくなる、という話を聞きます。20代で社会人になり、右も左もわからない状況で、20年経って仕事が理解できる、すると楽しくなるということだと思います。


当HPは訪問してくる皆さんと1対1で教えることはできません。その代わり、教科書で書いていないような項目まで説明しています。

一級建築士に合格したいなら構造の専門用語の理解は必須!

少し皆さんに、耳のいたい話をしたいと思います。


一級建築士の学科試験は、合格率が30%以下の難関試験です。125問のうち、構造の配点は30点分もあります。


そんな「構造」は、最低でも8割はとっておきたい、と資格学校などで良く言われています。下記は実際に一級建築士で出題された問題です。


雪止めの無い屋根の勾配が45度の場合、屋根の積雪荷重は0とすることができる。


答えは×(つまり正答肢)ですが、用語の意味が理解頂けたでしょうか?

など、理解していますか?


「たまたま難しい問題を取り上げただけでしょう?」いいえ。全く普通の問題です。むしろ簡単な方です。これより難しい問題が、構造の試験では沢山出題されます。


これは、建築構造の用語の意味を理解していないと、到底解くことができません。

用語集があれば、教科書と問題集の理解が進む!

構造力学や建築構造に関する勉強は、教科書や問題集だけでは足りません。

なぜなら教科書(問題集)は、構造のプロの先生方が執筆された本ばかりです。構造が苦手な側にたって、丁寧かつ易しく解説することは無いのです。


よって、専門用語の意味等を端的に説明した用語集があると、とても便利です。

構造力学が苦手な、あなたのための書籍や資料

以上、構造力学が苦手なあなたの勉強を説明しました。あとは勉強するだけです。当HPを利用すれば、大学の授業程度は付いていけますが、やはり手元に本が欲しいところです。


そこで初心者におすすめの書籍をいくつか紹介します。

収録用語数1100語以上!建築構造の「基礎用語集&図解集」

当HPでは建築構造に関する用語をいくつも解説しています。それらをまとめた用語集を製作・販売しております。


収録用語は1100語以上(全92頁)、各用語は当HPへのリンク機能付きです。構造力学の学習はもちろん、一級建築士の試験対策のサポートにも有効かと思います。


他専門書の価格帯(2500~3000円)と比べると、お買い求めやすいお値段(税込1800円)に設定しております。詳細は下記リンクからご確認ください↓↓↓

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さらに用語の意味を図解で分かりやすく解説した「図解集」も人気です。用語集とのセットで3割もお安くなる管理人おすすめの商品となっております。

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また、限定メールマガジンでも勉強法や、一級建築士試験の対策などを公開しております。今後、上記の用語集に関してお得な情報をお知らせする可能性もあるので、こちらも是非ご登録くださいね。

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ここからは構造力学の分かりやすい書籍を紹介していきますね。

漫画を読みながら勉強?!「マンガでわかる構造力学」

構造力学の基本が、漫画を読むだけで勉強できます。苦手意識を持っている人なら、1冊は持っておいて損はないでしょう。

公式リンクはこちら⇒マンガでわかる構造力学

構造力学=数学じゃない!「建築の構造」

構造力学の本ですが、数学的説明は一切なし。直感的に構造力学が理解できます。僕もこの本に出会い、構造の魅力にとりつかれました。

公式リンクはこちら⇒建築の構造

初心者の学び直し「建築構造力学 1 静定構造力学を学ぶ」

構造力学の計算など初心者にわかりやすく説明しています。この1冊で大学の授業(前半)は大丈夫。あとは後編の「建築構造力学〈2〉不静定構造力学を学ぶ (建築学テキスト)」を用意すれば鬼に金棒。

公式リンクはこちら⇒建築学テキスト 建築構造力学〈1〉静定構造力学を学ぶ


また、その他にもおすすめの書籍を紹介しています。下記の記事が参考になります。

構造嫌いのキミに伝えたい、すぐに分かる構造力学の書籍9選

まとめ

今回は、構造力学が苦手なあなたの勉強法を説明しました。構造力学は、着実にコツコツと勉強すれば必ず成果の出る科目です。当サイトはもちろん、今回紹介した書籍も参考になさってください。


併せて下記の記事も参考になります。

構造力学が苦手な人の特徴

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