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構造力学が苦手なあなたにおすすめする勉強法

建築学生にとって一番苦手な科目が「構造力学」だと思います。あなたにとって、構造力学は退屈で訳がわからない勉強ですよね。また、構造が専門外の社会人の方も、学生の頃と同様に、あまり見たくない学問でしょう。


実は僕も昔は苦手科目でした。そんな僕も今は、構造設計の仕事をして、一級建築士試験で構造はほぼノー勉強で25/30とれます。今回は、そんな構造力学が苦手なあなたに効果的な勉強法、書籍などを書籍などを紹介します。


※下記の記事で、構造力学が苦手な人の特徴をまとめました。併せて参考にしてください。

構造力学が苦手な人の特徴

あなたは、何がわからないのか?

1度苦手意識を持つと、その勉強を進められない人が多いです。


理由の多くは、「内容がわからくなった」と聞きます。では、何が「わからなくなったのか?」と聞くと、みなさん黙ってしまいます。「何が分からないのか、自分でも分からない」という状況です。


実はこの状況が、勉強を進める上で一番の壁です。


「僕は(わたしは)何がわからないのか」


理由を知る、知らないでは大きな差があります。


後者は、事件の犯人は目星がついていて、「でも、証拠を説明することができない」という状況に似ています。


一方、「何が分からないのか、自分でも分からない」人は、「犯人の目星もついていない」状況です。これでは捜査するという行動に移れません。


「何が分からないのか、自分でも分からない」のに、「答えを理解する」ことは、犯人の目星もついていないのに、犯人を当ててみせるという離れ業に近いのです。


これが勉強を進められない大きな原因です。


さて、両者は一見何も変わらないように見えます。しかし、犯人に目星がついていれば、その人のアリバイや性格、当時の環境や状況、友好関係、等を調べることが可能です。


両者の勉強に対するモチベーションは全く異なります。

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分からないことを知ろう。

では、「何が分からないのか、自分でも分からない」状況を打開するにはどうすればよいでしょうか?


一番効果的な方法は、分からなくなった出発点を追跡(トレース)することです。多くの人は、分からない内容が積み重なって、「何が分からないのか、自分でも分からない」状況に陥っています。


これは、勉強が進むほど縄が複雑に絡まり、解くのが難しくなります。それでも分からなくなった「出発点」を知ることは可能です。


例えば、下記のような簡単な構造力学の問題を考えます。


※反力・曲げモーメント・せん断力を求めて、それぞれの応力図を描いてください。

この問題を理解して頂くために、高度な質問からより低度な質問をして、分からなくなった出発点をトレースします。

@ 反力、曲げモーメント、せん断力の計算方法は知っていますか?

A 応力図の描き方はわかりますか?

B 応力の向きはわかりますか?

C 反力、曲げモーメント、せん断力の意味はわかりますか?

D 記号の意味(支点等)は理解していますか?

E 四則演算(掛け算、割り算、引き算、足し算)は理解できますか?


もっと細かく考えることも可能ですが、ざっとこんな質問をします。最後は中学生レベルまで質問の内容を下げます。ここまで元に戻って聞くと、どこかで躓いているかわかるのです。


より、低度な質問を理解できない人のほうが、問題を理解する時間がかかります。ただ、こうやって理解できない出発点を見つければ、「苦手な科目を勉強する」出発点になります。


どんなに理解が遅れている人も、時間をかければ苦手科目の克服は不可能ではありません。

理解できれば楽しくなる。

構造力学に関わらず勉強は理解できたら楽しくなります。知恵が身に付くという楽しみや、人よりも良い点数を取ったという楽しさかもしれません。それは人それぞれですが、とにかく、人間は「できないことは楽しくない。できることは楽しい」と思う生き物なのです。


現に僕は、理解できるようになり構造力学が楽しくなりました。


40代から仕事が楽しくなる、という話を聞きます。20代で社会人になり、右も左もわからない状況で、20年経って仕事が理解できる、すると楽しくなるということだと思います。


当サイトは、訪問してくる皆さんと1対1でティーチすることはできませんが、教科書で書いていないような非常に基本的な事項まで説明していきたいと思います。

 

構造力学が苦手な初心者のための書籍

以上、構造力学が苦手なあなたの勉強を説明しました。あとは勉強するだけです。当HPを利用すれば、大学の授業程度は付いていけますが、やはり手元に本が欲しいところです。


そこで初心者におすすめの書籍をいくつか紹介します。

漫画を読みながら勉強?!「マンガでわかる構造力学」

構造力学の基本が、漫画を読むだけで勉強できます。苦手意識を持っている人なら、1冊は持っておいて損はないでしょう。

公式リンクはこちら⇒マンガでわかる構造力学

構造力学=数学じゃない!「建築の構造」

構造力学の本ですが、数学的説明は一切なし。直感的に構造力学が理解できます。僕もこの本に出会い、構造の魅力にとりつかれました。

公式リンクはこちら⇒建築の構造

初心者の学び直し「建築構造力学 1 静定構造力学を学ぶ」

構造力学の計算など初心者にわかりやすく説明しています。この1冊で大学の授業(前半)は大丈夫。あとは後編の「建築構造力学〈2〉不静定構造力学を学ぶ (建築学テキスト)」を用意すれば鬼に金棒。

公式リンクはこちら⇒建築学テキスト 建築構造力学〈1〉静定構造力学を学ぶ

当HPを書籍化「わかる構造力学」

僭越ながら、当HPを書籍化したもの。構造力学の基礎を初心者向けにまとめた一冊。

公式リンクはこちら⇒わかる構造力学―「数式」や「用語」の意味を「源流」から完全理解! (I・O BOOKS)

また、その他にもおすすめの書籍を紹介しています。下記の記事が参考になります。

構造嫌いのキミに伝えたい、すぐに分かる構造力学の書籍9選

まとめ

今回は、構造力学が苦手なあなたの勉強法を説明しました。構造力学は、着実にコツコツと勉強すれば必ず成果の出る科目です。当サイトはもちろん、今回紹介した書籍も参考になさってください。


併せて下記の記事も参考になります。

構造力学が苦手な人の特徴

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