建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 施工
  4. 令和2年
  5. > No.20 建具・ガラス・内装工事

令和2年度 二級建築士 施工 No.20を解説、建具・ガラス・内装工事に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和2年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.20は、建具工事、ガラス工事及び内装工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

アルミ建具の取り付け、網入り板ガラスの防錆、ガラスブロックの水抜き孔、ビニル床シートの目地、せっこうボード直張りの乾燥期間が問われます。判断の決め手は、通気性のない仕上げのときの乾燥期間の日数です。

引っかけの核心は、通気性のない壁紙なのに乾燥期間を14日間としているところにあります。通気性がないときは、もっと長く乾燥させます。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢5(これが誤っている記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) アルミ建具のアンカーと、コンクリートに埋め込んだ溶接下地金物を溶接で固定するのは適切です。
2 ○(正しい) 網入り板ガラスは、下辺小口・縦小口下端から1/4の高さまで防錆テープで防錆処理します。
3 ○(正しい) ガラスブロックの下枠の溝に、径8mmの水抜き孔を1.5m間隔に設けるのは適切です。
4 ○(正しい) ビニル床シートを張付け後、熱溶接工法で目地処理を行うのは適切です。
5 ×(誤り) 通気性のない仕上げでは、直張り用接着材の乾燥期間は20日以上です。14日では不足です。

選択肢5は、通気性のない壁紙で乾燥期間を14日間とした点が誤りで、正しくは20日以上とします。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢5のポイント

コンクリート壁にせっこうボードを直接張るGL工法では、団子状の接着材(GLボンド)でボードを圧着します。この接着材には水分が含まれていて、乾くまでに時間がかかります。

接着材の乾燥期間は、上に張る仕上材が水分を逃がせるかどうかで変わります。仕上材に通気性がある場合は7日以上、ビニル壁紙のように通気性がない場合は20日以上とします。

選択肢5は通気性のない壁紙なのに「14日間」としています。20日以上ないと、逃げ場のない水分が残り、仕上げの膨れやはがれの原因になります。通気性なし=20日以上が正しい日数です。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

覚え方

  • せっこうボード直張りの接着材乾燥期間は、通気性あり7日以上・通気性なし20日以上
  • 網入り板ガラスは下辺小口・縦小口下端から1/4の高さまで防錆処理
  • ガラスブロックの下枠の水抜き孔は径8mmを1.5m間隔/ビニル床シートの目地は熱溶接工法

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

せっこうボードの直張りで、通気性のない壁紙仕上げの場合、接着材の乾燥期間は14日間でよい。〇か×か。

×。通気性のない仕上げでは20日以上とします。14日では不足です(通気性ありは7日以上)。

Q.

外部に面する網入り板ガラスは、下辺小口及び縦小口下端から1/4の高さまで防錆処理を行う。〇か×か。

。網入り板ガラスは、雨水で線材がさびやすいため、下辺小口・縦小口下端から1/4の高さまで防錆処理します。

令和2年 二級建築士 施工 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和2年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ(建築施工)問題」
  • せっこうボード直張り工法(GL工法)の接着材乾燥期間(通気性あり7日以上/通気性なし20日以上):JASS26(内装工事)・吉野石膏GL工法施工要領
ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

建築士 過去問(構造)

プロフィール

Topへ >>