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令和元年度 一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)No.16は、防水工事等に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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防水工事では、下地の入隅・出隅、プライマーやルーフィングの施工、塗膜防水、屋上緑化の耐根層が問われます。とくにアスファルトプライマーを塗ってからルーフィングを張るまでの手順が要点です。
核心はプライマーの乾燥です。アスファルトプライマーは、塗布後に乾燥を確認してからルーフィングを張り付けます。30〜60分程度の経過では乾燥が不十分なことがあります。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 合成高分子系シート防水の下地は、入隅を直角とし、出隅は45度の面取りとします。出隅で防水層が突っ張って切れるのを防ぐためです。適当な記述です。 |
| 2 | ×(最も不適当) | アスファルトプライマーは、塗布後に乾燥を確認してからルーフィングを張り付けます。30〜60分程度の経過で1層目を張り付けるのは、乾燥が不十分なことがあり不適当です。 |
| 3 | ○(適当) | 塗膜防水でウレタンゴム系防水材を用い、その仕上げを軽歩行用の仕上塗料とするのは、バルコニー等の用途に適した妥当な仕様です。適当な記述です。 |
| 4 | ○(適当) | 屋上緑化では、植物の根が防水層を傷めないよう、耐根層を防水層の直上部に設けます。適当な記述です。 |
選択肢2は、アスファルトプライマーの塗布後30〜60分程度でルーフィングを張り付けるとした点が誤りで、乾燥を確認してから張り付けます。
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アスファルトプライマーは、下地とアスファルト防水層の接着をよくするために、最初に塗る下塗り材です。プライマーが乾かないうちにルーフィングを張ると、接着不良やふくれの原因になります。
プライマーは、塗布後に乾燥(指触乾燥など、所定の乾燥状態)を確認してから、ルーフィング類を張り付けます。塗布後30〜60分程度の経過では、気象条件によっては乾燥が不十分なことがあり、乾燥の確認を経ずに張り付ける手順は適切ではありません。
選択肢2は、30〜60分程度の経過で1層目のルーフィングを張り付けるとしています。乾燥の確認という前提を欠いているので、最も不適当です。
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アスファルトプライマーを塗ったあと、ルーフィングはいつ張り付ける?
プライマーの乾燥を確認してから張り付けます。塗布後30〜60分程度では乾燥が不十分なことがあります。
合成高分子系シート防水の下地で、入隅・出隅はどう処理する?
入隅は直角、出隅は45度の面取りとします。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
