建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 施工
  4. 平成27年
  5. > No.6 木造住宅の基礎工事

平成27年度 二級建築士 施工 No.6を解説、木造住宅の基礎工事に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成27年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.6は、木造住宅の基礎工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

アンカーボルトの埋込み位置、床下防湿フィルム、型枠の存置期間、天端ならし、布基礎の底盤の主筋の間隔が並びます。判断の決め手は、底盤部分の主筋の間隔が基準に収まっているかどうかです。

引っかけの核心は、布基礎の底盤部分の主筋の間隔を450mmとしているところです。底盤の主筋の間隔は300mm以下とします。450mmでは広すぎて、必要な補強が足りません。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢5(これが誤っている記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 枠組壁工法のアンカーボルトの埋込み位置を、隅角部・土台継手位置付近とし、その他は間隔2.0m以内とするのは適切です。
2 ○(正しい) 床下防湿で、厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを重ね幅300mmで全面に敷き詰めるのは適切です。
3 ○(正しい) 普通ポルトランドセメントで、打込み後の最低気温が15℃を下回らなかったため型枠の存置期間を3日とするのは適切です。
4 ○(正しい) 天端ならしを、遣方を基準に陸墨を出し、容積比セメント1:砂3のモルタルで水平に塗り付けるのは適切です。
5 ×(最も不適当) 布基礎の底盤部分の主筋の間隔は300mm以下とします。間隔450mmでは広すぎます。

選択肢5は、布基礎の底盤部分の主筋の間隔を450mmとした点が誤りで、正しくは300mm以下とします。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢5のポイント

布基礎の底盤は、建物の荷重を地盤に伝える部分です。底盤には主筋を配置し、曲げに対して補強します。主筋の間隔があきすぎると、鉄筋どうしの間で底盤が弱くなります。

そのため、底盤部分の主筋(D10など)の間隔は300mm以下とします。間隔を狭くするほど鉄筋が密になり、補強が十分に効きます。

選択肢5は間隔を450mmとしていますが、300mm以下が正しく、450mmでは広すぎます。ここが誤りです。底盤の主筋は300mm以下、と数値で押さえておきましょう。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

覚え方

  • 布基礎の底盤の主筋の間隔は300mm以下(450mmは広すぎ)
  • 枠組壁工法のアンカーボルトは隅角部・土台継手付近、その他は間隔2.0m以内
  • 床下防湿は厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを重ね幅300mmで敷く
  • 普通ポルトランドセメントは最低気温15℃以上なら型枠存置3日

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

布基礎の底盤部分の主筋の間隔は、450mmとする。〇か×か。

×。布基礎の底盤の主筋の間隔は300mm以下とします。450mmでは広すぎます。

Q.

床下防湿で、厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを重ね幅300mmで全面に敷き詰める。〇か×か。

。床下防湿は厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを重ね幅300mmで敷き詰めます。適切です。

平成27年 二級建築士 施工 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「平成27年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ(建築施工)問題」
  • 布基礎の底盤の主筋の間隔(300mm以下)・アンカーボルト・床下防湿・型枠存置期間:JASS 5・木造住宅工事仕様書
ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

建築士 過去問(構造)

プロフィール

Topへ >>