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平成27年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.20は、建具工事、ガラス工事及び内装工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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アルミ建具枠の取付け、複層ガラスの掛り代、グリッパー工法の張力、フローリングの接着剤張り、湿潤室の下地合板が並びます。判断の決め手は、仮留め用のくさびをどう扱うかです。
引っかけの核心は、水掛り部分のアルミ建具枠の取付けで、仮留め用のくさびを残したままモルタルを充塡しているところです。くさびは充塡前に取り除きます。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢1(これが誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(最も不適当) | 水掛り部分のアルミ建具枠の取付けでは、仮留め用のくさびを取り除いてからモルタルを充塡します。くさびを残すのは漏水・腐食の原因で不適当です。 |
| 2 | ○(正しい) | 樹脂製建具に厚さ18mmの複層ガラスをはめ込む際、ガラス溝の掛り代を15mmとするのは適切です。 |
| 3 | ○(正しい) | グリッパー工法のカーペット敷きで、伸張用工具で幅300mmにつき200N程度の張力をかけて伸張し固定するのは適切です。 |
| 4 | ○(正しい) | フローリングの接着剤張り工法で、板厚15mmの複合フローリングを接着剤で張り込むのは適切です。 |
| 5 | ○(正しい) | 洗面脱衣室などの湿潤状態となる壁の下地材料に、JAS普通合板の1類を使用するのは適切です。 |
選択肢1は、仮留め用のくさびを残したままモルタルを充塡するとした点が誤りで、くさびは充塡前に取り除きます。
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アルミ建具枠を取り付けるとき、まず建具枠を正しい位置に合わせるため、仮留め用のくさびをすき間に打ち込んで固定します。位置が決まったら、枠とコンクリートのすき間にモルタルを充塡して本固定します。
ここで大事なのは、モルタルを充塡する前にくさびを取り除くことです。くさびを残したままモルタルを詰めると、くさびのまわりにすき間が残り、そこから雨水が入り込みます。とくに水掛り部分では、この浸入水がアルミの腐食やモルタルの劣化を招きます。
選択肢1はくさびを残したままモルタルを充塡するとしていますが、これは漏水・腐食の原因になり、ここが誤りです。くさびは仮留め専用で、本固定のモルタル充塡前に外す、と覚えておきましょう。
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水掛り部分のアルミ建具枠の取付けで、仮留め用のくさびを残したままモルタルを充塡してよい。〇か×か。
×。仮留め用のくさびはモルタル充塡前に取り除きます。残すと漏水・腐食の原因になります。
グリッパー工法のカーペット敷きで、幅300mmにつき200N程度の張力をかけて伸張・固定してよい。〇か×か。
〇。グリッパー工法では幅300mmにつき200N程度の張力をかけて伸張し固定します。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月
