建築学生が学ぶ構造力学

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平成28年度 二級建築士 施工 No.20を解説、建具・ガラス・内装工事に関する誤りを見抜くポイント

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平成28年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.20は、建具・ガラス・内装工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

ガラスブロックの目地幅、木製開き戸の丁番、壁紙のでん粉系接着剤、ビニル床シート下地の乾燥期間、フローリングの根太張り工法が並びます。判断の決め手は、ビニル床シートを張る前に下地をどれだけ乾かすかです。

引っかけの核心は、ビニル床シートを張るモルタル塗り下地の乾燥期間を10日間としているところです。水分の逃げ場をつくるため、モルタル下地は14日以上乾燥させます。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢4(これが誤っている記述)

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各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) ガラスブロック平積みの目地幅を、特記がないので10mmとするのは適切です。
2 ○(正しい) 高さ2.0mの木製開き戸に、ステンレス製の建具用丁番を3枚使用するのは適切です。
3 ○(正しい) 壁紙張りの接着剤をでん粉系接着剤2種1号とし、使用量を固型換算量30g/m²以下とするのは適切です。
4 ×(最も不適当) ビニル床シートを張るモルタル塗り下地の乾燥期間は14日以上が必要です。10日間では乾燥期間が不足します。
5 ○(正しい) フローリングボードの根太張り工法で、スクリュー釘を用いて張り込むのは適切です。

選択肢4は、モルタル塗り下地の乾燥期間を10日間とした点が誤りで、正しくは14日以上乾燥させます。

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選択肢4のポイント

ビニル床シートは水を通しにくい材料です。下地に水分が残ったまま張ると、逃げ場を失った水分がシートを押し上げ、ふくれや接着不良を起こします。

そのため、張る前に下地を十分に乾かします。モルタル塗り下地は14日以上、コンクリート下地は28日以上の乾燥期間をとります。

選択肢4は乾燥期間を「10日間」としていますが、これでは水分が抜けきりません。ここが誤りです。乾燥期間は下地の種類で変わるので、モルタルは14日と押さえます。

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覚え方

  • ビニル床シートの下地はモルタル14日・コンクリート28日以上乾燥(10日は不足)
  • ガラスブロック平積みの目地幅は10mm(特記なし)
  • 壁紙のでん粉系接着剤は固型換算量30g/m²以下
  • フローリングの根太張り工法はスクリュー釘で張り込む

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理解度チェック

Q.

ビニル床シートを張るモルタル塗り下地の乾燥期間は、10日間としてよい。〇か×か。

×。ビニル床シートを張るモルタル塗り下地の乾燥期間は14日以上とします。10日間では乾燥が不足します。

Q.

ガラスブロック平積みの目地幅は、特記がなければ10mmとしてよい。〇か×か。

。ガラスブロック平積みの目地幅は、特記がなければ10mmとします。適切です。

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出典

  • 建築技術教育普及センター「平成28年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ(建築施工)問題」
  • ビニル床シート下地の乾燥期間(モルタル14日・コンクリート28日以上):JASS 26 内装工事
ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

建築士 過去問(構造)

プロフィール

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