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平成29年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.8は、型枠工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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せき板の保護、存置期間、型枠の設置、使用後の型枠の再使用、スリーブの補強が並びます。なかでも数値が問われるのは、せき板の存置期間です。
判断の決め手は、打込み後の平均気温と、それに応じたせき板の存置期間です。気温が低いほど強度発現が遅く、存置期間は長くなります。
引っかけの核心は、平均気温10℃で柱・壁のせき板を4日で取り外すとしているところです。10℃以上20℃未満なら存置期間は6日必要です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢2(これが誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | せき板に使う合板を、直射日光にさらされないようシート等で保護するのは適切です。 |
| 2 | ×(最も不適当) | 計画供用期間「短期」で、打込み後4日間の平均気温が10℃の場合、柱・壁のせき板の存置期間は6日が必要です。4日で取り外すのは存置期間が不足します(20℃以上なら4日)。 |
| 3 | ○(正しい) | 型枠を足場等の仮設物と連結させずに設置するのは適切です。 |
| 4 | ○(正しい) | 使用後の型枠を清掃し、締付けボルトの貫通孔を修理して剝離剤を塗り再使用するのは適切です。 |
| 5 | ○(正しい) | スリーブに鋼管を使用し、管径が大きい箇所に打込み時の変形防止の補強を行うのは適切です。 |
選択肢2は、平均気温10℃で柱・壁のせき板を4日で取り外すとした点が誤りで、10℃以上20℃未満では存置期間を6日とします。
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柱・壁・梁側のせき板は、コンクリートが自重で崩れない強度まで固まってから外します。この強度に達する日数は、打込み後の平均気温で変わります。
計画供用期間が「短期」または「標準」の場合、平均気温20℃以上なら存置期間は4日、10℃以上20℃未満なら6日です。気温が低いほど強度発現が遅く、存置期間は長くなります。
設問は平均気温10℃なので、必要な存置期間は6日です。選択肢2の「4日で取り外す」は、この6日に届かず不足します。20℃以上の4日と混同しないよう、気温と日数をセットで押さえておきましょう。
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計画供用期間が短期で平均気温10℃のとき、柱・壁のせき板は打込み後4日で取り外してよい。〇か×か。
×。10℃以上20℃未満では存置期間は6日が必要です。4日では不足します(20℃以上なら4日)。
使用後の型枠を清掃し、締付けボルトの貫通孔を修理して剝離剤を塗り、再使用してよい。〇か×か。
〇。使用後の型枠は清掃・貫通孔の修理・剝離剤塗布を行えば再使用できます。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月
