建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 施工
  4. 令和元年
  5. > No.4 建設廃棄物

令和元年度 二級建築士 施工 No.4を解説、建設廃棄物の分類に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和元年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.4は、建築の工事現場から排出される廃棄物に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

紙くず、廃発泡スチロール、壁紙くず、木くず、ひ素を含む汚泥が並び、それぞれが一般廃棄物・産業廃棄物・特別管理産業廃棄物のどれに当たるかを問います。判断の決め手は、廃発泡スチロールをどこに分類するかです。

引っかけの核心は、新築で生じた廃発泡スチロールを一般廃棄物としているところです。発泡スチロールはプラスチックなので、廃プラスチック類として産業廃棄物に当たります。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢2(これが誤っている記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 現場事務所から排出された書類(紙くず)は、一般廃棄物に該当します。
2 ×(最も不適当) 新築に伴って生じた廃発泡スチロールは、産業廃棄物(廃プラスチック類)に該当します。一般廃棄物ではありません。
3 ○(正しい) 新築に伴って生じた壁紙くずは、産業廃棄物に該当します。
4 ○(正しい) 解体に伴って生じた木くずは、産業廃棄物に該当します。
5 ○(正しい) 解体に伴って生じたひ素を含む汚泥は、特別管理産業廃棄物に該当します。

選択肢2は、廃発泡スチロールを一般廃棄物とした点が誤りで、正しくは廃プラスチック類として産業廃棄物に当たります。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢2のポイント

廃棄物は、まず産業廃棄物か一般廃棄物かで分かれます。産業廃棄物は、事業活動で生じた廃棄物のうち法令で定めた種類(廃プラスチック類・木くず・汚泥・がれき類など)を指します。それ以外が一般廃棄物です。

発泡スチロールはプラスチックの一種なので、新築工事で生じた廃発泡スチロールは廃プラスチック類に当たり、産業廃棄物として扱います。現場事務所から出る書類の紙くずが一般廃棄物になるのとは分類が違います。

選択肢2は廃発泡スチロールを一般廃棄物としていますが、これは廃プラスチック類という産業廃棄物の種類を外しているので誤りです。「発泡スチロール=プラスチック=産業廃棄物」とつないで覚えておくと、この手の問題で迷いません。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

覚え方

  • 廃発泡スチロールは産業廃棄物(廃プラスチック類)。一般廃棄物ではない
  • 現場事務所から出る書類の紙くずは一般廃棄物
  • 壁紙くず・木くず・汚泥・がれき類は産業廃棄物
  • ひ素などの有害物を含む汚泥は特別管理産業廃棄物

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

新築工事で生じた廃発泡スチロールは、一般廃棄物に該当する。〇か×か。

×。廃発泡スチロールは廃プラスチック類として、産業廃棄物に該当します。

Q.

解体工事で生じた、ひ素を含む汚泥は、特別管理産業廃棄物に該当する。〇か×か。

。ひ素などの有害物を含む汚泥は、特別管理産業廃棄物として扱います。

令和元年 二級建築士 施工 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和元年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ(建築施工)問題」
  • 廃発泡スチロール(廃プラスチック類・産業廃棄物)・特別管理産業廃棄物の区分:廃棄物の処理及び清掃に関する法律
ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

建築士 過去問(構造)

プロフィール

Topへ >>