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令和2年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.6は、木造住宅の基礎工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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べた基礎の立上り高さ、布基礎の配筋、床下防湿コンクリート、ねこ土台の換気孔、そして寒い時期の型枠(せき板)の存置期間が問われます。判断の決め手は、気温と型枠の存置期間の関係です。
引っかけの核心は、気温10〜12℃という「15℃より低い」条件を見落として、暖かい時期と同じ存置期間でよいと判断してしまうところにあります。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢5(これが誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | べた基礎の立上り部分の上端までの高さは、地面から300mm以上とします。400mmは適切です。 |
| 2 | ○(正しい) | 布基礎の底盤部分の主筋にD10を用い、間隔300mmとするのは一般的な配筋です。 |
| 3 | ○(正しい) | 布基礎の床下防湿コンクリートは、厚さ60mm以上とします。盛土・突固め後の施工も適切です。 |
| 4 | ○(正しい) | ねこ土台の床下換気は、外周部の土台全周にわたり1m当たり有効面積75cm²以上とします。 |
| 5 | ×(誤り) | 気温10〜12℃(15℃未満)では、せき板の存置期間は5日以上が必要です。3日は不足です。 |
選択肢5は、せき板の存置期間を3日とした点が誤りで、気温15℃未満では5日以上の存置が必要です。
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コンクリートは、気温が低いほど固まる(強度が出る)のに時間がかかります。そのため、型枠のうち側面のせき板をいつ外せるかは、気温によって変わります。
木造住宅工事仕様書では、普通ポルトランドセメントを使う基礎の場合、せき板の存置期間を、平均気温が15℃以上なら3日、5℃以上15℃未満なら5日としています。
選択肢5は気温が「10〜12℃の日が続いた」とあり、これは15℃未満です。したがって存置期間は5日以上が必要で、3日では足りません。ここが誤りです。
もし気温が15℃以上であれば、3日でも問題ありませんでした。気温の数字を見て、どちらの区分に入るかを判断するのがポイントです。
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普通ポルトランドセメントを用いた基礎で、平均気温が10〜12℃の場合、せき板の存置期間は3日でよい。〇か×か。
×。15℃未満なので、せき板の存置期間は5日以上が必要です。3日でよいのは15℃以上のときです。
べた基礎の立上り部分の上端までの高さは、地面から300mm以上とする。〇か×か。
〇。地面から基礎の立上り上端までの高さは300mm以上とします。設問の400mmは適切です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
