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令和3年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.9は、型枠工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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せき板の厚さと取り外し、パイプサポートの水平つなぎ、型枠と仮設物の関係、梁下の支柱の取り外し時期が問われます。判断の決め手は、梁下の支柱を取り外す圧縮強度です。
引っかけの核心は、梁下の支柱を取り外す時期です。スラブ下や梁下の支柱は、構造体コンクリートの圧縮強度が設計基準強度の100%以上に達したことを確認してから取り外します。コンクリート自身で荷重を支えられるようになるまで残すためです。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢5(これが最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | JASで規定されているコンクリート型枠用合板は、特記がなければ厚さ12mmとします。 |
| 2 | ○(正しい) | 梁の側面のせき板は、所定の材齢・気温の条件を満たせば、圧縮試験を行わずに取り外せます。 |
| 3 | ○(正しい) | パイプサポートの高さが3.6mなので、高さ1.8mの位置に水平つなぎを二方向に設け、変位を防止します。 |
| 4 | ○(正しい) | 型枠は、足場等の仮設物とは連結させずに設置します。 |
| 5 | ×(誤り) | 梁下の支柱を圧縮強度90%で取り外した点が誤り。設計基準強度の100%以上を確認してから取り外します。 |
選択肢5は、梁下の支柱を圧縮強度が設計基準強度の90%で取り外した点が誤りで、正しくは100%以上を確認してから取り外します。
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スラブ下や梁下の支柱(支保工)は、固まる途中のコンクリートを下から支える役目です。これを外せるのは、コンクリート自身が自分の重さや施工中の荷重を支えられる強度に達してからです。
そのため、構造体コンクリートの圧縮強度が設計基準強度の100%以上に達したことを確認してから取り外します。柱・壁・梁の側面のせき板は荷重を直接支えないのでもっと早く外せますが、荷重を支える支柱は慎重に扱います。
選択肢5は「90%に達し」で取り外していますが、90%では不足で、梁下の支柱は100%以上が必要です。せき板の早期取り外しと、支柱の取り外しを混同させる引っかけです。
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梁下の支柱は、構造体コンクリートの圧縮強度が設計基準強度の90%に達すれば取り外してよい。〇か×か。
×。スラブ下・梁下の支柱は、圧縮強度が設計基準強度の100%以上に達したことを確認してから取り外します。
パイプサポートの高さが3.5mを超える場合、高さ2m以内ごとに水平つなぎを二方向に設ける。〇か×か。
〇。高さ3.5mを超えるパイプサポートは、高さ2m以内ごとに水平つなぎを二方向に設けます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
