建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 施工
  4. 令和7年
  5. > No.20 建具・ガラス・内装工事

令和7年度 二級建築士 施工 No.20を解説、建具枠の仮留めくさびは撤去を見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和7年度 二級建築士試験 学科IV(建築施工)No.20は、建具工事・ガラス工事・内装工事に関する問題です。

この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題で問われていること

  1. アルミ製建具枠の仮留めくさびの扱い
  2. 網入りガラスの防錆処理
  3. ガラスブロック積みの目地押え
  4. タイルカーペットの全面接着工法
  5. 直張りボードの放置期間

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

アルミ製建具枠の取付けでは、位置を決めるために仮留め用のくさびを使いますが、くさびはモルタル充塡前に撤去します。くさびを残したままだと、その隙間から雨水が浸入したり、くさびとアルミが触れて腐食したりするおそれがあるからです。

選択肢1は「くさびを残したまま充塡」としているので、ここが誤りなんです。仮留めくさびは撤去してからモルタル充塡と押さえましょう。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) アルミ製建具枠の仮留め用くさびは撤去してからモルタルを充塡します。残したままは誤りです。
2 ○(正しい) 網入り板ガラスの下辺・縦小口下端から1/4の高さまで防錆処理を行うのは適切です。正しい記述です。
3 ○(正しい) ガラスブロック積みの目地で、表面から10〜12mmの位置に目地押えを行うのは適切です。正しい記述です。
4 ○(正しい) 全面接着工法で、接着剤が乾燥し十分に粘着性が出た後にタイルカーペットを張るのは適切です。正しい記述です。
5 ○(正しい) 直張りボードで、通気性のない仕上材の場合に21日間放置して接着材の乾燥を確認するのは適切です。正しい記述です。

選択肢1の「仮留め用のくさびを残したままモルタルを充塡」という記述が誤りで、くさびは撤去してからモルタルを充塡します。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢1のポイント

選択肢1は、屋外雨掛り部分のアルミ製建具枠の取付けで「仮留め用のくさびを残したまま」モルタルを充塡していますが、ここが誤りです。くさびは撤去してから充塡します。

くさびは枠を正しい位置・角度に保つための一時的な部材ですね。残したままモルタルを充塡すると、くさびのあった部分に隙間や弱点が残り雨水が浸入するおそれがあります。また異種金属のくさびがアルミに触れたままだと腐食を招くこともあります。だからモルタルを詰める前にくさびを抜き取ります。屋外の雨掛り部分ではとくに止水が重要です。

誤りの核心は、止水不良・腐食を招く仮留めくさびを残したまま充塡した点です。ザックリ言えば、「仮留めは仮のもの、本固めの前に外す」ということです。仮留めくさびは撤去してからモルタル充塡と押さえましょう。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

覚え方

  • 建具枠の仮留めくさびはモルタル充塡前に撤去(残すと止水不良・腐食)
  • 網入りガラスは下辺・縦小口下端から1/4の高さまで防錆処理
  • ガラスブロック積みは表面から10〜12mmの位置に目地押え
  • 直張りボードは通気性のない仕上材で21日間放置して接着材の乾燥を確認

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

Q.

アルミ製建具枠の仮留め用くさびは、モルタル充塡のときどうする?

撤去してからモルタルを充塡します。残すと止水不良や腐食の原因になります。

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和7年度 二級建築士試験 学科の試験 学科IV(建築施工)問題」
ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

建築士 過去問(構造)

プロフィール

Topへ >>