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網入りガラスとは、金属製の網がガラス内部に挿入された板ガラスです。マンションを見ると、網入りガラスを使った窓も多いです。今回は網入りガラスの意味、特徴、厚み、割れ方、耐風圧について説明します。
※ガラスには、フロート板ガラス、強化ガラス、合わせガラスなどがあります。下記の記事が参考になります。
フロート板ガラスとは?1分でわかる意味、特徴、厚み、型板ガラスとの違い
合わせガラスとは?1分でわかる意味、特徴、厚み、中間膜、強化ガラスとの関係
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網入りガラスとは、0.4mm以上の金属製の網がガラス内部に挿入された、板ガラスです。下図をみてください。このように、網目が見えるガラスをご存知でしょうか。これが網入りガラスです。
私が住むマンションでは、ベランダに出る窓に網入りガラスが使用されています。
なお、ひし形に金属網を挿入したものを、ひし網入り板ガラスといいます。ガラス切断面に平行に金属網をいれたものは、角網入り板ガラスです。
網入りガラスの特徴は下記です。
・防火性が高い。延焼の防止に有効
・金網が入っているので、ガラス破片の飛散防止に有効
・耐風圧性能はフロート板ガラスより低い
・金網により侵入防止に有効。フロート板ガラスより防犯性が高い
網入りガラスを使う主目的は、防火性を高めるためです。金網があるので、火災時にガラスが割れても飛散しにくいです。またフロート板ガラスより、侵入防止に効果があります。
網入りガラスの厚みは、下記です。
6.8mm
10.0 mm
網入りガラスは、金属製の網が入っている分、フロート板ガラスに比べて破損時に、ガラス片が飛散しにくいです。※フロート板ガラスの意味は、下記の記事が参考になります。
フロート板ガラスとは?1分でわかる意味、特徴、厚み、型板ガラスとの違い
網入りガラスは、フロート板ガラスに比べて耐風圧が低いです。強度が必要なら、倍強度ガラスや強化ガラスを使いましょう。※強化ガラスの特徴は、下記の記事が参考になります。
今回は網入りガラスについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。網入りガラスはガラス内部に金網が挿入された板ガラスです。火災時にガラス破片が飛散しにくく、延焼防止にも役立ちます。耐風圧は、フロート板ガラスに劣ることも覚えてくださいね。下記の記事も併せて参考にしてください。
フロート板ガラスとは?1分でわかる意味、特徴、厚み、型板ガラスとの違い
合わせガラスとは?1分でわかる意味、特徴、厚み、中間膜、強化ガラスとの関係
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