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「死ぬまでに見ておくべき」という言葉には力があります。そんな本を見つけるたび、手に取って開きたくなります。
若いときは意識しなかった「死」。それが近づいてくると、余計に「死ぬまでに見なきゃ」と思うのかもしれません。まだ見たことのない世界の絶景、世界の名建築。それを一度でも良いから目に焼き付けておきたい。
日々の生活(仕事やプライベート)に疲れると、余計にそう思うでしょう。とても上手な本のタイトルの付け方です。そんな出版社のトリックに踊らされ(自ら踊り)、ついつい買ってしまいました。この本です。
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表紙から素晴らしいです。これはブラジルの天才建築家オスカーニーマイヤーの作品「二テロイ美術館」です。彼の建築は、鉄筋コンクリート造を使った奇々怪々なデザインが持ち味です。
とても絵になる作品というか、「死ぬまでに見たい」と思わせる建築です。絶景といっても良いでしょう。このような「死ぬまでに見たい」建築が世界には100つもあるのだから大変です。
1年に1回訪れていたら、100年あっても命が足りません。もちろん自由に海外へ行ける年齢は20を超えてからが普通ですし、人の寿命はせいぜい80年。つまり60年のうちに100つの建築を見に行かなきゃならないのです。
今すぐ旅行バッグ片手に見に行っても間に合いません。だから私は諦めて、本書をじっくり読むことにしました。
誰かが「本の良いところは他人の経験を体感できることだ」と言っていました。その通りだと思います。
戦地へ行ったことのない私が、戦争ジャーナリストの本を読めば、そこに行かなければ知りえない情報・リアリティが知識になります。
「死ぬまでにみたい建築100つ」も、残り短い人生で全て見るのは難しい。だから本書を読んで体感することにしました。それでも1つも行かないのは寂しいから、いくつかピックアップして実際に訪れようと思います。
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私は建築を見るとき、カテゴリーにわけて検索します。「住宅」「ドーム」「茶室」で、おすすめの建築はあるのか探すのです。これで大抵は事足ります。たまに見たい建築が、どのカテゴリーにも属さないこともあるのですが・・・。
さて、本書を開いてみるとこんなカテゴリーで分類されていました。
「なるほど」。
建築のカテゴリーとはこんなに沢山あったのか、と改めて思いました。個人的にはその他の建築が気になります。どのジャンルにも属さない建築は、要するに「一般的な用途ではない」ということです。奇々怪々な建築じゃないか、と妄想するわけです。
もちろん見たい建築は人それぞれ違います。じっくり選んでいけばよいでしょう。
前述したように、どのカテゴリーにも属さない建築は面白い。そんな奇々怪々な建築があふれる国がジョージアです。ジョージアと聞くと、アメリカの州や、コーヒーの銘柄をを思い浮かべる方が多いと思います。
実は旧グルジアのことなんです。本書の取材に訪れた方が現地人に「アゼルバイジャン人か中国人か」と聞かれたというエピソードからも、ジョージアが私達にとって遠い国であることが伺えます。
少し説明すると、ジョージアはロシア、アゼルバイジャン、トルコの国境に挟まれた国です。案外ヨーロッパに近い国なんです。僕が勝手に南米当たりを想像していましたが・・・。
さて、旧ソ連(ロシア)は奇怪建築の宝庫だということはご存知かと思います。元々ジョージアは旧ソ連の構成国の1つでしたから、そんな旧ソ連の特徴を色濃く受け継いだ建築が数多く残るわけです。
現在のジョージアは、そんな奇怪建築が残る一方で別の進化を遂げております。いや奇怪建築の文化を受け継いだ、というべきか急速な近代化の波のともに、まるで未来都市のような建築物が増えています。
実際にジョージアは、高層ビルを沢山建て100万人都市を目指した幻の未来都市ラジカが計画されていました。未来都市ラジカのシンボルタワーには、ユルゲン・マイヤーが設計した不思議タワーもあります(こちらは実際に建設されています。本書でも見れます)。
薄い紙を組み合わせたような、これまでの建築と全く違う何とも形容しがたいタワーです。これも「死ぬまでに見たい建築」の1つです。
100は見れなくても、死ぬまでに1つは実際にこの目で見ておきたいと思います。残りの99は本を通してみて満足といったところです。写真が綺麗なのも満足できる理由の1つでしょうか。
これから「死ぬまでに見たい」絶景や建築を探している方の参考になれば幸いです。
ちなみに同じタイプの本として下記があります。写真が美しく「1度見たら忘れない」と好評ですよ。
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