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平成28年度 一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)No.16は、防水工事および屋根工事に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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防水・屋根では、下地の乾燥確認、シーリング材の選定、ルーフドレンの位置、折板の接合が問われます。とくにルーフドレンの設置位置が要点です。
核心は、防水層の納まりです。ルーフドレンは、パラペットの立上りから離して設けます。立上りに接していると、増張りや補強がうまく重ねられません。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | アスファルト防水で、コンクリート下地の乾燥状態を高周波水分計による下地水分の測定で判断するのは妥当です。適当な記述です。 |
| 2 | ○(適当) | 特記がないので、コンクリート壁下地の外壁タイル目地に2成分形ポリサルファイド系シーリング材を使うのは妥当です。適当な記述です。 |
| 3 | ×(最も不適当) | ルーフドレンは、防水層の増張りや補強を確実に行うため、パラペットの立上りから離して設けます。立上り部に接する位置に設置するのは不適当です。 |
| 4 | ○(適当) | 折板葺で、タイトフレームと受け梁の接合を隅肉溶接とし、風の繰返し荷重による緩みを防ぐのは妥当です。適当な記述です。 |
選択肢3は、ルーフドレンを立上り部に接する位置に設けた点が誤りで、正しくは立上りから離して設けます。
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ルーフドレンのまわりは、防水層を確実に納める必要があります。ドレンのつばに防水層を張り掛け、さらに増張りや補強を重ねるので、作業のための余裕が要ります。
ドレンがパラペットの立上りに接していると、立上りの増張りとドレンまわりの増張りが入隅で複雑に重なり、確実に張れません。そのため、ドレン径に応じて立上りから適切な距離を取ります。
選択肢3は、横引き管を短くするためにドレンを立上り部に接する位置に設けています。横引き管は短くなっても、防水層の納まりが不確実になり漏水の原因になるため、最も不適当です。納まりより配管の都合を優先させるのがひっかけです。
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ルーフドレンは、パラペットの立上りに対してどう設ける?
立上りから離して設けます。増張りや補強を確実に行うためです。
折板葺で、タイトフレームと受け梁の接合方法は?
隅肉溶接とします。風の繰返し荷重による緩みを防ぐためです。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
