本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
平成28年度 二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)No.12は、木質構造の接合に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。![]()
含水率と許容耐力、ボルト接合の脆性破壊、大入れ蟻掛け、ドリフトピンの先孔の径、力学特性の異なる接合法の併用が問われます。決め手は、大入れ蟻掛けがどんな接合かです。
引っかけの核心は、選択肢3「大入れ蟻掛けは、断面が大きい梁・桁などの横架材を、材軸方向に継ぐ場合に用いられる」です。大入れ蟻掛けは、横架材どうしを直交して接合する仕口で、材軸方向に継ぐ継手ではありません。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 釘接合・ボルト接合で、施工時の木材の含水率が20%以上の場合は、接合部の許容耐力を低減します。正しい記述です。 |
| 2 | ○(正しい) | ボルト接合では、接合部が降伏する前に、木材の割裂・せん断・引張り等による脆性的な破壊が生じないようにします。正しい記述です。 |
| 3 | ×(不適当) | 大入れ蟻掛けは横架材を直交して接合する仕口です。材軸方向に継ぐ継手とした点が誤りです。 |
| 4 | ○(正しい) | ドリフトピン接合で、先孔の径は、隙間による変形を生じさせないため、ドリフトピンの径と同径とします。正しい記述です。 |
| 5 | ○(正しい) | 力学特性の異なる接合法を併用する場合の許容耐力は、一般に、個々の接合法の許容耐力を加算して算出しません。正しい記述です。 |
選択肢3は、大入れ蟻掛けを材軸方向に継ぐ継手とした点が誤りで、大入れ蟻掛けは横架材を直交して接合する仕口です。
独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。![]()
大入れ蟻掛けは、小屋梁と軒桁、床梁と胴差など、横架材どうしを直交(T字形)に接合する仕口です。梁を桁の上に架けわたす部分などに使います。
材軸方向に部材を継ぎ足す(一直線につなぐ)のは「継手」で、腰掛け蟻継ぎや台持ち継ぎなどがこれにあたります。大入れ蟻掛けは仕口であり、継手ではありません。
選択肢3は大入れ蟻掛けを材軸方向の継手としていますが、直交して接合する仕口です。「大入れ蟻掛けは直交接合の仕口」と押さえます。
構造を得点源にするなら、科目別おすすめ本(構造力学)や二級のおすすめ参考書・問題集もあわせてどうぞ。独学での進め方は建築士は独学で合格できる?で整理しています。
通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。![]()
大入れ蟻掛けは、横架材を材軸方向に継ぐ場合に用いる。〇か×か。
×。大入れ蟻掛けは横架材を直交して接合する仕口で、材軸方向に継ぐ継手ではない。
ドリフトピン接合の先孔の径は、何と同径とするか。
ドリフトピンの径。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月
