建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME > 建築学生向け就職情報 > 建築構造とは?1分でわかる意味、必要な資格、種類、おすすめの教科書

建築構造とは?種類・必要な資格と学び方のロードマップ

この記事の要点

建築を学ぼうとした最初の疑問が「構造ってどこから勉強すればいいんだろう」だった

力の伝わり方・材料の特性・計算方法と、知るべき内容が広く、入口が分かりにくい分野だ。

まず構造の「種類」(RC・S・木造の違い)を理解してから、自分が向き合う構造形式に絞って深めるのが効率的だ。

本記事では建築構造の全体像と、資格・教科書を含めた学習ロードマップを整理する。

この記事では、建築構造とは何か、どのような種類があるのか、必要な資格はどう異なるのかを整理します。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット


建築構造とは、建築物を構成する構造形式(構造材料を含める)などの総称です。

今回は建築構造の意味、必要な資格、建築構造の種類、おすすめの教科書について紹介します。

また、建築構造を勉強するとき、「構造計算、構造力学」を連想される方も多いと思います。

実は計算よりも、力の伝達を俯瞰できる能力、発想力が大切だと考えます。

著名な構造家が執筆された書籍を下記に整理しました。

参考にしてくださいね。

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

建築構造とは?

建築構造とは、建築物の構造形式、構造材料などの総称です。一言で「建築構造」といっても、複雑な意味があります。


普通、建築物の「建築構造」は意識しないと思います。しかし、人々を感動させる建築物は、必ず「建築構造」も合理的で美しいです。建築構造を考えている人を「構造設計者」「構造家」といいます。


特に、構造家は技術力だけでなく、芸術的なセンスも兼ね備えています。

私が考える、構造家の第一人者は、カラトラバというスペイン人です。

有機的で、「あっと言わせる」建築物や土木構造物を設計されています。

彼は技術者、建築家、アーティスト、彫刻家です。

※下記の書籍は、カラトラバの半生が書かれた本です。

読み物としてもおすすめです。


構造家には技術力も必要です。美しい建築構造を成立させるには、構造力学の知識が必須だからです。

建築構造の種類

建築構造を構造形式と、構造材料の2つに分けて整理しました。

構造形式

構造形式とは、建築物に作用する力の伝達機構(システム)です。例えば、ラーメン構造、ブレース構造、アーチ構造などです。下記が参考になります。

建築構造物の種類と分類|木造・RC造・S造の特徴を1分で解説


ラーメン構造を勉強したい方は、下記が参考になります。

ラーメン構造とは?1分でわかる意味、特徴、由来、メリットとデメリット


ブレース構造を勉強したい方は、下記が参考になります。

ブレース構造とは?ラーメン構造との違い・種類と地震力の負担メカニズム(設計上の特徴)


アーチ構造を勉強したい方は、下記が参考になります。

アーチ構造とは?仕組みと力の流れをわかりやすく解説

構造材料

構造材料とは、建築物の構造部材に使う材料のことです。鉄筋コンクリート、鋼、木、アルミがあります。下記に、関係する記事を整理しました。


鉄筋コンクリートを勉強したい方は、下記が参考になります。

鉄筋コンクリート造の基礎


鋼を勉強したい方は、下記が参考になります。

鋼構造とは?鉄骨構造との違い・構造力学との関係と主な用途・特徴


アルミを勉強したい方は、下記が参考になります。

アルミ建築について

建築構造の勉強におすすめの教科書

建築構造の勉強は、構造計算だけを勉強しても効果が薄いでしょう。「力の伝達を俯瞰できる能力」「建築的なセンス」「芸術性」を兼ね備えるとよいですね。


力の伝達を俯瞰する能力とは、建築物に作用する力が、「どの経路から、どのように伝達されるか」理解することです。これは実務を通した経験が必要ですが、下記の書籍も参考になります。


計算ではなく、直感力が鍛えられる本です。全ての構造設計者、構造設計を志す方が持つべき本です。

こちらも、直感力が鍛えられる本で、おすすめします。

その他、日本の構造家が書いたおすすめ書籍を下記に整理しました。

建築構造設計者に必要な資格

建築構造の設計者になるためには、下記の資格が必要です。


当面は、大学の建築学科を卒業された後は、実務経験を積んだ後、一級建築士の合格を目指してください。その後、構造設計の実務を5年積めば、構造一級建築士の資格が取得できます。構造設計者になるための条件について、下記も参考になります。

構造設計者 就職先 ゼネコン 設計事務所 キャリア 就活

混同しやすい用語

構造形式

建物の骨組みの組み立て方・力の流し方のことです。

ラーメン構造・壁式構造・トラス構造などがあり、建物の用途や規模に応じて選択されます。

構造材料

建物の骨組みに使用される材料のことです。

木材・鉄筋コンクリート・鉄骨・アルミなどがあり、それぞれ強度・重量・耐久性に特徴があります。

建築構造の種類と特徴を整理した表を示します。

構造の種類主な特徴代表的な用途
ラーメン構造柱・梁を剛接合で一体化した構造形式高層ビル・住宅
壁式構造(RC造)壁と床が一体化した耐震性の高い構造低中層マンション
鉄骨ブレース構造斜め材(ブレース)で水平力に抵抗する構造工場・倉庫

まとめ

今回は建築構造について説明しました。

意味が理解頂けたと思います。

建築構造は構造形式、構造材料などの総称です。

美しい建築構造をつくるには、構造計算の勉強だけでは不足です。

計算だけにとらわれず、芸術力や、力の伝達を俯瞰する能力を鍛えたいですね。

下記も併せて参考にしてください。

有名な構造家は?日本、海外で活躍する構造家24人、構造家の出身大学

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

この記事の内容を○×クイズで確認する

この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。

意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

ゼロ所長の構造力学問題集で確認する

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

建築構造がわかる基礎図解集

【無料】ゼロ所長が解説!建築士試験の構造を効率よく学ぶ

・試験に出るポイントをわかりやすく解説

・今すぐnoteで学ぶ ⇒  ゼロから学ぶ建築士試験の構造

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 建築学生向け就職情報 > 建築構造とは?1分でわかる意味、必要な資格、種類、おすすめの教科書
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. わかる建築構造の用語集・図解集
  4. 1頁10円!PDF版の学習記事