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平成29年度 二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)No.25は、建築材料に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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せっこうボード、窯業系サイディング、ALC、GRCパネル、木片セメント板が問われます。決め手は、細長く削り出した木毛を用いるのがどの材料かです。
引っかけの核心は、選択肢5「木片セメント板は、細長く削り出した木毛とセメントを混合し加圧成型したもの」です。細長く削り出した木毛を用いるのは木毛セメント板で、木片セメント板は木片(削片)を用います。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢5(これが最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | せっこうボードは、火災時にせっこうの結晶水が分解されるまで温度上昇を防ぎ、優れた防火性を有する。正しい記述です。 |
| 2 | ○(正しい) | 窯業系サイディングは、セメント質原料と繊維質原料を成形したもので、外装材に用いる。正しい記述です。 |
| 3 | ○(正しい) | ALCは、原料を発泡させ高温高圧蒸気養生した材料で、独立気泡を多く含み耐火性・断熱性に優れる。正しい記述です。 |
| 4 | ○(正しい) | GRCパネルは、セメント系材料にガラス繊維を混入したもので、曲げ強度が高く薄肉化が可能で、内外装パネルに用いる。正しい記述です。 |
| 5 | ×(不適当) | 細長く削り出した木毛を用いるのは木毛セメント板です。木片セメント板は木片(削片)を用いるもので、説明が誤りです。 |
選択肢5は、木片セメント板を木毛を用いるものとした点が誤りで、細長く削り出した木毛を用いるのは木毛セメント板です。
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木毛セメント板は、木材を細長いひも状に削り出した「木毛」とセメントを混ぜて加圧成型した板です。断熱性・吸音性に優れ、下地材などに用います。
一方、木片セメント板は、木材を小さな「木片(削片)」にしてセメントと混ぜたもので、木毛セメント板とは原料の形が違います。選択肢5は名称と原料が食い違っています。
選択肢5は木片セメント板を木毛を用いるものとしていますが、木毛を用いるのは木毛セメント板です。「木毛=木毛セメント板、木片=木片セメント板」と押さえます。
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木片セメント板は、細長く削り出した木毛とセメントを混合し加圧成型したものである。〇か×か。
×。木毛を用いるのは木毛セメント板。木片セメント板は木片(削片)を用いる。
火災時に結晶水が分解されるまで温度上昇を防ぎ、防火性に優れる板材は何か。
せっこうボード。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月
