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平成29年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.18は、左官工事、タイル工事及び石工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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石材の裏込め間隔、タイルの改良圧着張り、モザイクタイルの紙はがし、せっこうプラスターの上塗り、セルフレベリング材の養生が並びます。判断の決め手は、セルフレベリング材を硬化させるときに通風してよいかどうかです。
引っかけの核心は、セルフレベリング材の硬化中に窓や出入口を開けて通風を確保するとしているところです。セルフレベリング材は硬化するまで通風を避けます。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢5(これが誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 外壁湿式工法の石材取付けで、石材裏面とコンクリート躯体面の間隔を40mmとするのは適切です。 |
| 2 | ○(正しい) | 壁のタイルの改良圧着張りで、下地面とタイル裏面の双方に張付けモルタルを塗り付けるのは適切です。 |
| 3 | ○(正しい) | 壁のモザイクタイル張りで、表張り紙の紙はがしを張付け後に時期を見計らい、表面に水湿しをしてから行うのは適切です。 |
| 4 | ○(正しい) | ラス下地面のせっこうプラスター塗りで、上塗りを中塗りが半乾燥のうちに行うのは適切です。 |
| 5 | ×(最も不適当) | 屋内床のセルフレベリング材塗りでは、硬化するまで通風を避けます。窓や出入口を開けて通風を確保すると、表面が急に乾いて硬化不良やしわの原因になります。 |
選択肢5は、硬化中に通風を確保するとした点が誤りで、セルフレベリング材は硬化するまで通風を避けます。
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セルフレベリング材は、自身が流れて水平な床面をつくる材料です。流し込んだ直後は液状で、表面が乾く速さのばらつきに弱い状態です。
この段階で窓や出入口を開けて風を通すと、風が当たった部分だけ表面が急に乾き、内部との乾き方に差が出ます。その結果、硬化不良や表面のしわが生じます。
だから硬化するまでは通風を避けます。硬化した後に通風・換気を行うのは差し支えありません。選択肢5の「硬化中に通風を確保する」は、この順序を逆にしているため誤りです。
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屋内床のセルフレベリング材は、硬化を早めるため硬化するまで窓を開けて通風を確保してよい。〇か×か。
×。硬化するまでは通風を避けます。通風すると表面が急に乾き、硬化不良やしわの原因になります。
タイルの改良圧着張りでは、下地面とタイル裏面の双方に張付けモルタルを塗り付ければよい。〇か×か。
〇。改良圧着張りは下地面とタイル裏面の双方に張付けモルタルを塗ります。適切です。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月
