建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 施工
  4. 平成29年
  5. > No.21 木造住宅の設備工事

平成29年度 二級建築士 施工 No.21を解説、木造住宅の設備工事に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成29年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.21は、木造住宅の設備工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

雨水ますの泥だめ、住宅用防災警報器の取付け位置、ユニットバスの設置、LPガス警報器の位置、給水管と排水管の埋設が並びます。判断の決め手は、給水管と排水管の位置関係です。

引っかけの核心は、給水管と排水管を平行に埋設するときの水平間隔を400mmで足りるとしているところです。汚染を防ぐため、水平間隔は500mm以上をとります。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢5(これが誤っている記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 雨水用排水ますに深さ150mmの泥だめを設けるのは適切です。土砂を沈めて配管の詰まりを防ぎます。
2 ○(正しい) 住宅用防災警報器を、天井面から下方0.15m以上0.5m以内の位置の壁に取り付けるのは適切です。
3 ○(正しい) ユニットバスの設置で、下地枠の取付けに並行して端末設備配管を行うのは適切です。工程を効率よく進められます。
4 ○(正しい) LPガスのガス漏れ警報器の検知器を、燃焼器から水平4m以内、上端が床面から上方0.3m以内に取り付けるのは適切です。LPガスは空気より重く、下方にたまります。
5 ×(最も不適当) 給水管と排水管を平行に地中埋設する場合、両配管の水平間隔を400mmとするのは間隔が不足します。水平間隔は500mm以上とし、給水管を排水管の上方とします。

選択肢5は、水平間隔を400mmで足りるとした点が誤りで、汚染を防ぐため水平間隔は500mm以上を確保します。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢5のポイント

給水管には飲み水が流れます。もし排水管が近すぎて、排水が漏れて給水管に触れると、飲み水が汚染される危険があります。そこで両者は十分に離します。

離し方は二つあります。ひとつは水平間隔で、平行埋設のときは500mm以上をとります。もうひとつは上下関係で、給水管を排水管の上方に配置し、万一の漏れが給水管にかからないようにします。

選択肢5は、給水管を上方とする点は正しいものの、水平間隔を400mmとしています。500mmに届かず間隔が足りないので、ここが誤りです。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

覚え方

  • 給水管と排水管の平行埋設は水平間隔500mm以上・給水管を上方に(400mmは不足)
  • 雨水ますの泥だめは深さ150mm/住宅用防災警報器は天井から下方0.15m以上0.5m以内の壁
  • LPガス(空気より重い)の検知器は燃焼器から水平4m以内・上端が床面から0.3m以内
  • 都市ガス(空気より軽い)は天井付近に検知器を設ける(LPガスと上下が逆)

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

給水管と排水管を平行に地中埋設するとき、両配管の水平間隔を400mmとした。〇か×か。

×。汚染防止のため水平間隔は500mm以上とし、給水管を排水管の上方に配置します。400mmでは不足します。

Q.

LPガスのガス漏れ警報器の検知器は、上端が床面から上方0.3m以内に取り付けてよい。〇か×か。

。LPガスは空気より重く下方にたまるので、検知器は床面近くに設けます。適切です。

平成29年 二級建築士 施工 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「平成29年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ(建築施工)問題」
  • 給水管と排水管の平行埋設(水平間隔500mm以上・給水管を上方)・LPガス警報器の位置・住宅用防災警報器の取付け:給排水設備基準・ガス機器の設置基準ほか
ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

建築士 過去問(構造)

プロフィール

Topへ >>