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平成29年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.20は、建具・ガラス・内装工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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アルミ建具枠の取付け、複層ガラスの掛り代、複合フローリングの接着剤、せっこうボード直張りの乾燥期間、タイルカーペットの割付けが並びます。判断の決め手は、GL工法の接着剤の乾燥期間です。
引っかけの核心は、せっこうボードの直張り(GL工法)で、接着剤の乾燥期間を5日で足りるとしているところです。通気性のある仕上げでも7日以上をみます。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢4(これが誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 水掛り部分のアルミ建具枠取付けで、仮留め用のくさびを取り除いてモルタルを充塡するのは適切です。くさびを残すと水みちになります。 |
| 2 | ○(正しい) | アルミ建具に厚さ18mmの複層ガラスをはめ込む際、ガラス溝の掛り代を15mmとするのは適切です。 |
| 3 | ○(正しい) | 接着工法で直張り用複合フローリングを張る際、ウレタン樹脂系接着剤を用いるのは適切です。 |
| 4 | ×(最も不適当) | せっこうボードの直張り(GL工法)で、接着剤の乾燥期間を5日とするのは乾燥期間が不足します。通気性のある仕上げでも7日以上をみます。 |
| 5 | ○(正しい) | 全面接着工法でタイルカーペットを、下地パネルの目地にまたがるように割り付けるのは適切です。パネル目地と重なると浮きの原因になります。 |
選択肢4は、接着剤の乾燥期間を5日で足りるとした点が誤りで、通気性のある仕上げでも7日以上を確保します。
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GL工法は、せっこうボードを団子状の接着剤でコンクリート面に直接張り付ける工法です。接着剤が十分に乾く前に上から仕上げると、内部に水分が閉じ込められて不具合の原因になります。
乾燥期間は、上に載る仕上げの通気性で変わります。通気性のある仕上げなら7日以上、通気性のない仕上げなら20日以上が目安です。通気性がないほど水分が抜けにくいので、長くみます。
選択肢4は5日としています。これは通気性のある仕上げの目安である7日にも届かず、乾燥期間が足りません。ここが誤りです。
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せっこうボードの直張り(GL工法)で、接着剤の乾燥期間を5日とした。〇か×か。
×。通気性のある仕上げでも7日以上(通気性のない仕上げは20日以上)をみます。5日では不足します。
全面接着工法のタイルカーペットは、下地パネルの目地にまたがるように割り付けてよい。〇か×か。
〇。パネル目地とカーペットの目地が重ならないように割り付けます。またがせるのは適切です。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月
