建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 施工
  4. 平成30年
  5. > No.5 仮設工事

平成30年度 二級建築士 施工 No.5を解説、仮設工事に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成30年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.5は、仮設工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

単管足場の建地間隔、枠組足場の壁つなぎ、くさび緊結式足場の壁つなぎ、登り桟橋の踊り場、架設通路の勾配が並びます。判断の決め手は、枠組足場の壁つなぎ間隔の数値です。

核心は、枠組足場の壁つなぎを垂直8m以下・水平9m以下としているところです。正しくは垂直9m以下・水平8m以下で、垂直と水平の数値が逆です。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢2(これが誤っている記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 単管足場の建地の間隔を、桁行方向1.8m・はり間方向1.5mとするのは適切です。
2 ×(最も不適当) 枠組足場の壁つなぎの間隔は垂直9m以下・水平8m以下です。垂直8m・水平9mは数値が逆です。
3 ○(正しい) くさび緊結式足場の壁つなぎの間隔を垂直・水平とも5mとするのは適切です。
4 ○(正しい) 高さ9mの登り桟橋で、高さ4.5mの位置に踊り場を設けるのは適切です。
5 ○(正しい) 架設通路の勾配が30度を超えるので階段を設けるのは適切です。

選択肢2は、枠組足場の壁つなぎを垂直8m・水平9mとした点が誤りで、正しくは垂直9m以下・水平8m以下です。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢2のポイント

足場は、壁つなぎで建物側と連結して倒れを防ぎます。壁つなぎの間隔は足場の種類ごとに上限が決められていて、枠組足場は垂直方向9m以下・水平方向8m以下です。

単管足場では垂直5m以下・水平5.5m以下といった具合に、足場ごとに数値が違います。枠組足場は「垂直9・水平8」の向きを取り違えないようにします。

選択肢2は垂直と水平の数値を入れ替えています。枠組足場の壁つなぎは垂直9m以下・水平8m以下、と覚えておきましょう。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

覚え方

  • 枠組足場の壁つなぎは垂直9m以下・水平8m以下(向きに注意)
  • 単管足場の壁つなぎは垂直5m以下・水平5.5m以下
  • 単管足場の建地間隔は桁行方向1.85m以下・はり間方向1.5m以下
  • 架設通路の勾配が30度を超えるときは階段を設ける
  • 登り桟橋は高さ8mを超える場合、7m以内ごとに踊り場を設ける

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

枠組足場の壁つなぎの間隔は、垂直8m以下・水平9m以下である。〇か×か。

×。正しくは垂直9m以下・水平8m以下で、垂直と水平の数値が逆です。

Q.

架設通路の勾配が30度を超えるときは、階段を設ける。〇か×か。

。勾配が30度を超える場合は階段とします。

平成30年 二級建築士 施工 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「平成30年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ(建築施工)問題」
  • 足場の壁つなぎ間隔(枠組足場=垂直9m・水平8m)・架設通路・登り桟橋:労働安全衛生規則
ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

建築士 過去問(構造)

プロフィール

Topへ >>