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平成30年度 一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)No.21は、各種工事に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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各種工事では、杭のスライム処理、金属の異種接触、さび止め塗料、目地のシーリング材など、材料と工法の組合せが問われます。とくに石材目地に使うシーリング材の選び方が要点です。
核心は目地材の選定です。石材の目地には、汚染の少ないポリサルファイド系や変成シリコーン系を用います。シリコーン系は石材を汚染するため使いません。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | アースドリル工法の場所打ちコンクリート杭で、二次スライム処理を水中ポンプ方式で行うのは妥当です。適当な記述です。 |
| 2 | ○(適当) | 銅板葺きの留付けに、銅と組み合わせて使えるステンレス製の釘を用いるのは妥当です。適当な記述です。 |
| 3 | ○(適当) | 亜鉛めっき鋼面に、一液形の変性エポキシ樹脂さび止めペイントを用いるのは妥当です。適当な記述です。 |
| 4 | ×(最も不適当) | 外壁乾式工法の石張りの目地には、汚染の少ないポリサルファイド系や変成シリコーン系を用います。シリコーン系は石材を汚染するため不適当です。 |
選択肢4は、石材の目地にシリコーン系シーリング材を用いるとした点が誤りで、石材目地には汚染の少ない変成シリコーン系やポリサルファイド系を用います。
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シーリング材は、被着体に合わせて選びます。シリコーン系シーリング材は、ガラスまわりなどには適しますが、内部の成分がにじみ出て(ブリード)、周囲の石材やタイルの表面に油染みのような汚染を生じさせます。
このため、石材の目地には、汚染が少なく石材に適したポリサルファイド系や、変成シリコーン系のシーリング材を用います。施工前には、汚染が出ないことを確認します。
選択肢4は、石材の目地にシリコーン系を用いるとしています。石材を汚染するおそれがあるので、最も不適当です。
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石材の目地には、どのシーリング材を用いる?
汚染の少ないポリサルファイド系や変成シリコーン系です。シリコーン系は石材を汚染するため用いません。
シリコーン系シーリング材は、どんな部位に向く?
ガラスまわりなどです。塗装面や石材・タイル目地には、汚染の問題で用いません。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
