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平成27年度 二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)No.25は、建築材料に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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ALCパネル、シージングせっこうボード、窯業系サイディング、珪藻土の左官材料、しっくいの性質が問われます。決め手は、しっくいが水硬性か気硬性かです。
引っかけの核心は、選択肢5です。しっくいは、空気中の二酸化炭素と反応して固まる気硬性の材料です。選択肢5は、水と反応して固まる水硬性の材料としており、硬化のしくみを取り違えています。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢5(これが最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | ALCパネルは軽量で耐火性・断熱性に優れ、外壁や屋根などに広く用います。 |
| 2 | ○(正しい) | シージングせっこうボードは、両面のボード用原紙とせっこうに防水処理を施したもので、台所や便所など湿気の多い場所の壁下地材などに用います。 |
| 3 | ○(正しい) | 窯業系サイディングは、セメント質原料・繊維質原料などを主原料として板状に成形し、オートクレーブ養生などで硬化させたものです。 |
| 4 | ○(正しい) | 珪藻土を素材とした左官材料は、一般に軽量で耐火性・断熱性に優れます。 |
| 5 | ×(不適当) | しっくいは、消石灰にすさ・のり・砂などを混ぜて水で練ったもので、空気中の二酸化炭素と反応して固まる気硬性の材料です。水硬性とした点が誤りです。 |
選択肢5は、しっくいを「水と反応して固まる水硬性の材料」とした点が誤りで、正しくは空気中の二酸化炭素と反応して固まる気硬性の材料です。
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しっくいは、消石灰を主成分とし、すさ・のり・砂などを混ぜて水で練った左官材料です。壁や天井の仕上げに古くから使われてきました。
硬化のしくみは、塗った後に空気中の二酸化炭素を取り込んで炭酸カルシウムに戻ることです。空気に触れて固まるので気硬性に分類されます。水と反応して固まるセメントなどの水硬性とは、しくみが逆です。
気硬性か水硬性かは、名称だけで判断せず、何と反応して固まるかで整理しましょう。しっくいと石灰は気硬性、セメントは水硬性、という対比で押さえておきましょう。
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しっくいは、水と反応して固まる水硬性の材料である。〇か×か。
×。しっくいは、空気中の二酸化炭素と反応して固まる気硬性の材料です。
シージングせっこうボードは、防水処理を施し、台所や便所など湿気の多い場所の壁下地材などに用いられる。〇か×か。
〇。シージングせっこうボードは防水処理を施しており、湿気の多い場所の壁下地材などに用います。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月
