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平成27年度 二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)No.21は、コンクリートの用語に関する問題です。5つの組合せのうち、最も不適当なものを選びます。
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クリープ、コールドジョイント、ブリーディング、中性化、アルカリ骨材反応という5つの用語と、その説明の組合せが問われます。決め手は、選択肢1のクリープの説明が正しいかどうかです。
引っかけの核心は、選択肢1です。クリープは、持続的な荷重によって時間の経過とともにひずみが増大する現象です。選択肢1は、固まる前に表面が急激に乾燥して収縮する現象と説明しており、これは別の現象の説明です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢1(これが最も不適当な組合せ)
| 選択肢 | 用語と説明 | 正誤 |
|---|---|---|
| 1 | クリープ=コンクリートが固まる前に、表面が急激に乾燥することによって収縮し、ひび割れが生じる現象。この説明は別の現象のもので、クリープは持続荷重によりひずみが増大する現象です。 | ×(不適当) |
| 2 | コールドジョイント=先に打ち込んだコンクリートと後から打ち込んだコンクリートの打継ぎ部分に生じる、一体化していない継目。 | ○(正しい) |
| 3 | ブリーディング=コンクリートの打込み直後から、練混ぜ水の一部が分離して上面に上昇する現象。 | ○(正しい) |
| 4 | 中性化=コンクリート中の水酸化カルシウムが空気中の二酸化炭素と反応し、主に炭酸カルシウムが生成されてアルカリ性が失われる現象。 | ○(正しい) |
| 5 | アルカリ骨材反応=骨材がセメントペースト中のアルカリ成分と化学反応を起こし、水分を吸収して膨張し、ひび割れを生じさせる現象。 | ○(正しい) |
選択肢1は、クリープを「コンクリートが固まる前に表面が急激に乾燥して収縮し、ひび割れが生じる現象」とした点が誤りで、これはプラスチック収縮ひび割れの説明です。クリープは、持続的な荷重によって時間の経過とともにひずみが増大する現象です。
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クリープとは、一定の荷重が持続してかかり続けることで、時間の経過とともにひずみがじわじわと増大していく現象です。荷重が変わらなくても変形が進む点が特徴です。
選択肢1の「固まる前に表面が急激に乾燥して収縮し、ひび割れが生じる現象」は、打込み初期に表面が乾いて起こるプラスチック収縮ひび割れの説明です。荷重ではなく乾燥が原因という点で、クリープとは別物です。
用語と説明の組合せ問題では、原因(荷重か、乾燥か、化学反応か)とタイミング(固まる前か、硬化後か)をセットで押さえると、すり替えを見抜けます。
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クリープとは、コンクリートが固まる前に表面が急激に乾燥して収縮し、ひび割れが生じる現象である。〇か×か。
×。それはプラスチック収縮ひび割れの説明です。クリープは、持続的な荷重によって時間とともにひずみが増大する現象です。
ブリーディングとは、打込み直後から練混ぜ水の一部が分離して上面に上昇する現象である。〇か×か。
〇。ブリーディングは、練混ぜ水の一部が分離して上面に上昇する現象で、上面に浮くレイタンスの原因になります。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月
