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令和元年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.10は、型枠工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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支柱下の地盤処理、せき板への剝離剤、資材の品質管理・検査、梁下支柱の取り外し、柱・壁せき板の存置期間が並びます。判断の決め手は、柱・壁のせき板を何日置いてから取り外すかです。
引っかけの核心は、打込み後2日で柱・壁のせき板を取り外せるとしているところです。平均気温20℃・普通ポルトランドセメントでも、存置期間として4日が必要で、2日では不足します。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢5(これが誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 支柱が沈下しないよう地盤を締め固め、支柱の下に剛性のある板を敷くのは適切です。 |
| 2 | ○(正しい) | 型枠を再使用するために、脱型時の傷を減らす目的でせき板に剝離剤を塗布するのは適切です。 |
| 3 | ○(正しい) | せき板・支保工・締付け金物の品質管理・検査を、搬入時と組立て中に随時行うのは適切です。 |
| 4 | ○(正しい) | 圧縮強度が設計基準強度以上に達し、構造計算で安全を確認したうえで、材齢によらず梁下の支柱を取り外すのは適切です。 |
| 5 | ×(最も不適当) | 柱・壁のせき板は、平均気温20℃・普通ポルトランドセメントでも存置期間として4日が必要です。打込み後2日では不足します。 |
選択肢5は、打込み後2日で柱・壁のせき板を取り外せるとした点が誤りで、20℃・普通ポルなら存置4日が必要です。
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柱・壁・梁側面のせき板は、コンクリートが自重や作業荷重に耐えられるまで置いてから取り外します。この「せき板の最小存置期間」は、平均気温とセメントの種類で決まります。
普通ポルトランドセメントの場合、平均気温が20℃以上なら4日、10℃以上20℃未満なら6日が最小存置期間です。問題は平均気温20℃なので、正しくは4日となります。圧縮強度が5N/mm²以上に達すれば取り外せますが、打込み後2日ではその材齢に届きません。
選択肢5は2日で取り外せるとしていますが、これは存置期間の4日を下回っていますので誤りです。20℃で4日という数値を軸に覚えておくと、この手の問題で迷いません。
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平均気温20℃・普通ポルトランドセメントのとき、柱・壁のせき板は打込み後2日で取り外してよい。〇か×か。
×。この条件での最小存置期間は4日です。2日では存置期間が不足します。
梁下の支柱は、圧縮強度が設計基準強度以上に達し安全を確認できれば、材齢によらず取り外してよい。〇か×か。
〇。梁下・スラブ下の支柱は、必要な圧縮強度の確認と構造計算による安全確認があれば取り外せます。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月
