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令和2年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.11は、鉄筋工事に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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ガス圧接継手の位置、鉄筋表面の赤錆、圧接部のふくらみ、外観検査での補修、スペーサーの設置が問われます。判断の決め手は、隣り合うガス圧接継手をどれだけずらすかという数値です。
引っかけの核心は、継手をずらす距離を300mmとしているところにあります。隣り合う継手は、もっと大きくずらす必要があります。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢1(これが誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 隣り合うガス圧接継手の位置は400mm以上ずらします。300mmでは不足です。 |
| 2 | ○(正しい) | 鉄筋表面のごく薄い赤錆は、付着を妨げないので除去せず組み立てて差し支えありません。 |
| 3 | ○(正しい) | 明らかな折れ曲がりで不合格となった圧接部は、再加熱して修正し、所定の検査を行います。 |
| 4 | ○(正しい) | 径が異なる圧接では、ふくらみの直径を細いほうの鉄筋径の1.4倍以上とします。 |
| 5 | ○(正しい) | 柱のかぶり厚さ確保のためのスペーサーは、同一平面に点対称となるよう設置します。 |
選択肢1は、隣り合うガス圧接継手の位置を300mmずらすとした点が誤りで、正しくは400mm以上ずらします。
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ガス圧接継手は、鉄筋どうしを突き合わせて熱で接合する継手です。継手の位置が同じ断面に集まると、その断面が弱点になります。そこで、隣り合う継手は位置をずらして散らします。
このずらす距離が、400mm以上と決められています。選択肢1は「同じ位置とならないように300mm」としていますが、これでは足りません。400mm以上が正しい数値です。
「同じ位置にしない」という方向は合っていますが、数字が基準に届いていないところが誤りです。300mmと400mmは紛らわしいので、隣り合う継手は400mm以上とセットで覚えます。
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隣り合うガス圧接継手の位置は、300mmずらせばよい。〇か×か。
×。隣り合うガス圧接継手の位置は400mm以上ずらします。300mmでは不足です。
鉄筋径が異なるガス圧接継手で、ふくらみの直径は細いほうの鉄筋径の1.4倍以上とする。〇か×か。
〇。圧接部のふくらみの直径は、細いほうの鉄筋径の1.4倍以上とします。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
