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令和7年度 一級建築士試験 学科IV(構造)No.9は、木造軸組工法による地上2階建ての建築物に関する問題です。
この問題では、木造に関する4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その4つの記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 圧縮力を負担する柱の有効細長比は150以下とする(令第43条の2) |
| 2 | ○(正しい) | 9cm角の筋かいのたすき掛けの壁倍率は5(片方向3×2=6だが上限5) |
| 3 | ×(誤り) | 布基礎の底盤の厚さは構造計算なしで15cm以上。12cmとするのは不足で誤り(令第38条) |
| 4 | ○(正しい) | 高さ13m・軒高9m・延べ面積500m²以下なら、壁量・配置の確認で許容応力度計算を省略できる |
選択肢3は、布基礎の底盤を12cmとした点が誤りで、構造計算によらない場合は15cm以上が必要です。
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令第38条第3項により、布基礎の底盤の厚さは、構造計算を行わない場合に15cm以上とすることが定められています。
12cmでは規定に足りず、正しくは15cm以上です。12cmはべた基礎スラブの厚さの値で、布基礎底盤に使うと不足になります。ザックリ言えば、構造計算なしで基礎厚さを決めるときの最低ラインが法定されている、ということです。
一方、正しい肢を整理すると、圧縮力を負担する柱の有効細長比は150以下(選択肢1)、9cm角筋かいのたすき掛けの壁倍率は上限の5(選択肢2)、高さ13m・軒高9m・延べ面積500m²以下の木造は壁量・配置確認で許容応力度計算を省略できる(選択肢4)、という流れです。
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木造建築物の布基礎の底盤の厚さは、構造計算を行わない場合、何cm以上とすればよいか。
15cm以上です(令第38条)。12cmは不足です。べた基礎スラブの12cm以上と混同しないようにしましょう。
9cm角の筋かいをたすき掛けにした場合の壁倍率はいくつか。
5です。片方向の壁倍率3×2=6になりますが、上限は5です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
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布基礎の底盤の厚さは、構造計算を行わない場合15cm以上が必要です(令第38条)。12cmとした記述は規定に足りず誤りで、12cmはべた基礎スラブの値(混同注意)なんです。