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平成29年度 一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)No.5は、仮設工事・地盤調査に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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仮設・地盤調査では、揚水試験や平板載荷試験、足場の安全基準が問われます。とくに吊り足場の吊り材の安全係数が要点です。
核心は安全係数です。吊り足場の吊りワイヤロープ・吊り鋼線の安全係数は10以上です。吊り鎖・吊りフックの5以上とは別の値です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢4(これが最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 粘性土層と砂質土層の互層で、砂質土層に揚水試験を行い、被圧地下水位と透水係数を求めて地下水処理工法を検討するのは妥当です。適当な記述です。 |
| 2 | ○(適当) | 根切り工事の後に平板載荷試験を行い、支持地盤の支持力特性を把握するのは妥当です。適当な記述です。 |
| 3 | ○(適当) | 枠組足場で、高さ2m以上の作業床の床材と建地とのすき間を12cm未満とするのは妥当です。適当な記述です。 |
| 4 | ×(最も不適当) | 吊り足場の最大積載荷重を定める際、吊りワイヤロープの安全係数は10以上とします。5(吊り鎖・吊りフックの値)とした点が不適当です。 |
選択肢4は、吊りワイヤロープの安全係数を5とした点が誤りで、吊りワイヤロープ・吊り鋼線は10以上です。
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吊り足場は、ワイヤロープや鎖で上から吊って構成する足場です。万一の破断による墜落・落下を防ぐため、吊り材の種類ごとに安全係数(切断荷重÷作用する最大荷重)の下限が定められています。
労働安全衛生規則では、吊りワイヤロープ・吊り鋼線の安全係数は10以上、吊り鎖・吊りフックは5以上です。ワイヤロープは素線の損傷などで強度が下がりやすいため、鎖やフックより大きい安全係数を求めます。
選択肢4は、吊りワイヤロープの安全係数を5としています。5は吊り鎖・吊りフックの値で、ワイヤロープは10以上が必要なので、最も不適当です。
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吊り足場の吊りワイヤロープの安全係数は、いくつ以上?
10以上です。吊り鎖・吊りフックは5以上で、こちらと混同しないようにします。
枠組足場で、高さ2m以上の作業床の床材と建地のすき間は?
12cm未満とします。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
