建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 二級建築士 施工
  4. 令和元年
  5. > No.24 建築積算

令和元年度 二級建築士 施工 No.24を解説、建築積算の用語に関する誤りを見抜くポイント

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和元年度 二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)No.24は、建築積算の用語に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。

この問題のポイント

設計数量、所要数量、計画数量、共通仮設、直接仮設という積算の用語が並びます。判断の決め手は、直接仮設の定義が正しく書かれているかです。

引っかけの核心は、直接仮設を「工事種目ごとの工事科目で単独に使用する仮設」と説明しているところです。これは専用仮設の定義で、直接仮設は建物の各部分に直接必要な仮設をいいます。

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。

正解:選択肢5(これが誤っている記述)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

2級建築士試験 学科 過去問スーパー7(総合資格)

本番形式で繰り返すなら、年度別の過去問題集が定番です。7年分を解いて出題パターンに慣れられます。受験する年度に対応した版を選んでください。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 設計数量は、設計図書に記載された個数や設計寸法から求めた長さ・面積・体積等の数量です。
2 ○(正しい) 所要数量は、定尺寸法による切り無駄や、施工上やむを得ない損耗を含んだ数量です。
3 ○(正しい) 計画数量は、設計図書に基づいた施工計画により求めた数量です。
4 ○(正しい) 共通仮設は、複数の工事種目に共通して使用する仮設です。
5 ×(最も不適当) 「工事種目ごとの工事科目で単独に使用する仮設」は専用仮設の定義です。直接仮設は、墨出し・遣方・足場・養生など、建物の各部分に直接必要な仮設をいいます。

選択肢5は、専用仮設の定義を直接仮設として説明している点が誤りで、直接仮設は建物の各部分に直接必要な仮設です。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢5のポイント

仮設は、まず共通仮設と直接仮設に大きく分かれます。直接仮設は、墨出し・遣方・足場・養生など、建物の各部分をつくるのに直接必要な仮設です。特定の工事のためというより、建物そのものに直接ひもづく仮設だと考えると整理しやすいです。

これに対して、工事種目ごとの工事科目で単独に使う仮設は専用仮設と呼びます。共通仮設は、複数の工事種目に共通して使う仮設です。選択肢5の説明文は、この専用仮設の定義そのものになっています。

選択肢5は直接仮設に専用仮設の定義を当てているので誤りです。直接仮設=建物に直接必要な仮設、専用仮設=ある工事科目だけで使う仮設、と切り分けて覚えておくと迷いません。

効率よく仕上げるなら、二級のおすすめ参考書・問題集独学での進め方もあわせてどうぞ。働きながらなら通信講座の選び方も参考になります。

覚え方

  • 直接仮設=墨出し・足場など建物に直接必要な仮設(専用仮設の定義とは別)
  • 専用仮設は工事種目ごとの工事科目で単独に使う仮設
  • 共通仮設は複数の工事種目に共通して使う仮設
  • 所要数量は設計数量に切り無駄・損耗を見込んだ数量

通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。

理解度チェック

Q.

直接仮設とは、工事種目ごとの工事科目で単独に使用する仮設のことである。〇か×か。

×。それは専用仮設の定義です。直接仮設は墨出し・足場など建物に直接必要な仮設です。

Q.

所要数量は、定尺寸法による切り無駄や施工上の損耗を含んだ数量である。〇か×か。

。所要数量は設計数量に切り無駄・損耗を見込んだ数量です。

令和元年 二級建築士 施工 過去問解説 一覧へ

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和元年度 二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ(建築施工)問題」
  • 設計数量・所要数量・計画数量・共通仮設・直接仮設・専用仮設:建築数量積算基準
ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

建築士 過去問(構造)

プロフィール

Topへ >>