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設計数量とは、設計図書に明記された個数や設計寸法から算出した数量のことです。設計図書を元に設計数量を算出しますが、実際の工事では設計数量を割り増した所要数量が必要です。今回は設計数量の意味、所要数量、計画数量との違い、設計寸法との関係について説明します。
※設計図書、設計寸法の意味は、下記が参考になります。
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設計数量とは、設計図書に明記された個数や、設計寸法から算出した数量(部材の数、個数など)です。構造図では、設計で明記された鉄筋径ごとに、鉄筋本数や長さを求めます。鉄骨部材は、形鋼の種類ごとに長さを求めます。
※設計図書、設計寸法の意味は、下記が参考になります。
設計数量と所要数量、計画数量の違いを下記に整理しました。
設計数量 ⇒ 設計図書に明記された個数や、設計寸法から算出した数量のこと。切り無駄は含まない数量
所要数量 ⇒ 設計数量に所定の割増係数をかけた数量。材料の切り無駄を考慮した値。工事を行うために必要な数量。
計画数量 ⇒ 設計図書に明記しない仮設物などの数量。計画数量は、施工計画で必要な数量。
計画数量は、設計図書に明記しないので施工者により決まる数量です。例えば、基礎をつくるため地盤を掘削します。オープンカットにするのか、土留めの工法をどうするのか、施工者の技術が試される部分です。
所要数量は、設計数量に所定の割増係数をかけた値です。下記に、割増係数を示します。
鉄筋 4%
形鋼 5%
鋼管 5%
平鋼 5%
広幅平鋼・鋼板 3%
ボルト 4%
アンカーボルト 0%
デッキプレート 5%
木材 5%
アンカーボルトの所要数量は、設計数量と同じ値になります。割増係数が無いからです。ボルトの割増係数と間違えないよう注意してください。
設計数量は、設計寸法から算出される数量です。設計図書には、物の個数や寸法が書いてあります。それらを手掛かりに数量を拾います。※設計寸法、設計図書の意味は、下記が参考になります。
今回は設計数量について説明しました。意味が理解頂けたと思います。設計数量は、設計寸法などから算出する数量です。切り無駄などを考慮しない数量です。実際に必要な数量は、設計数量に割増係数をかけた値とします。設計寸法、設計図書の意味も、併せて覚えてくださいね。
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