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令和元年度 一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)No.7は、地業工事(杭工事)に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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地業工事では、既製杭・場所打ち杭・地盤改良の施工と管理が問われます。とくに埋込み杭の建込み後の扱いが要点です。
核心はセメントミルク工法の養生です。杭を建て込んだあとは、根固め液などが固まるまで7日程度の養生を行います。3日間では不十分です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(適当) | 液状化のおそれのある地盤の対策として、サンドコンパクションパイル工法(砂杭を造成して締め固める)を採用するのは妥当です。適当な記述です。 |
| 2 | ○(適当) | 場所打ちコンクリート杭の鉄筋かごで、補強リングを主筋に溶接する場合は、主筋の断面欠損が生じないよう溶接方法に注意します。適当な記述です。 |
| 3 | ×(最も不適当) | セメントミルク工法では、杭の建込み後、根固め液などが固まるまで7日程度の養生を行います。3日間の養生とした点が不適当です。 |
| 4 | ○(適当) | プレストレストコンクリート杭をダイヤモンドカッターで切断した場合、プレストレスが抜ける切断面付近(350mm程度)を補強するのは妥当です。適当な記述です。 |
選択肢3は、セメントミルク工法の養生を3日間とした点が誤りで、根固め液等が固まるまで7日程度の養生を行います。
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セメントミルク工法は、アースオーガーで掘削しながら根固め液・杭周固定液を注入し、既製コンクリート杭を建て込む埋込み工法です。杭の支持力は、根固め部・杭周固定部のセメントミルクが固まって杭と地盤が一体になることで発現します。
そのため、杭を建て込んだあとは、杭心に保持したまま、根固め液などが所定の強度に達するまで養生します。標準的には7日程度の養生期間を設けます。この間に強い衝撃や偏心荷重を与えると、支持力に影響します。
選択肢3は、この養生を3日間としています。固化に必要な期間としては短く、7日程度が標準なので、最も不適当です。
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セメントミルク工法で杭を建て込んだあとの養生期間は?
根固め液などが固まるまで7日程度です。3日間では不十分です。
液状化のおそれのある地盤の地業として有効な工法は?
サンドコンパクションパイル工法など、砂杭を造成して地盤を締め固める工法が有効です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
