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セメントペーストとは、水とセメントを練り混ぜたものです。糊(のり)状で、タイルの接着剤として使うことがあります。
またセメントペーストに細骨材(砂)を加えた材料が「モルタル」、セメントペーストに細骨材と粗骨材を加えた材料が「コンクリート」です。
今回はセメントペーストの意味、使い方、水の量、タイルとの関係について説明します。セメント、モルタル、コンクリートの意味は下記が参考になります。
セメントとモルタル、コンクリートの特徴、違いを知るたった1つのポイント
セメントペーストとは、セメントと水を練り混ぜた材料です。液体糊(えきたいのり)をイメージしてください。
セメントペーストは、灰色で糊状のものです。セメントペーストを単に「ペースト」ともいいます。
セメントペーストは糊状ですが、時間が経つと固まります。接着剤のような効果を持つため、タイルの張り付けに用いる工法もあります。
また、セメントペーストに細骨材(砂)を加えた材料が「モルタル」、
セメントペーストに細骨材と粗骨材を加えた材料を「コンクリート」といいます。セメント、モルタル、コンクリートの違いは下記をご覧ください。
セメントとモルタル、コンクリートの特徴、違いを知るたった1つのポイント
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セメントペーストは糊状なので扱いやすく、時間が経つと固まります。セメントペーストの使い方として、タイル張り付け時の接着剤として使う方法があります。
下図をみてください。タイルのセメントペースト張りでは、コンクリート床上にモルタル、セメントペースト、床タイルを敷きます。セメントペーストがタイルの下地です。
セメントペーストの水の量は、質量比で2~3割程度です。なおモルタル、コンクリートではセメントペーストよりも水の量は少ないです。
下図に、セメントペースト、モルタル、コンクリートの、「水」「セメント」「骨材」の割合を示します。
※上から順に、セメントペースト、モルタル、コンクリート
実はコンクリートに使う水、骨材、セメントを体積比で表すと、6~8割を骨材で占めます。全体の割合から考えると水の量は、ほんの少しですよね。
高性能の混和材(減水剤など)により、水を減らしても練り混ぜやすいコンクリートがつくれます。混和材の詳細は下記が参考になります。
今回はセメントペーストについて説明しました。セメントペーストは、水とセメントを練り混ぜた材料です。
糊状で時間が経つと固まります。この性質を利用して、タイルの接着剤や下地材として使います。
セメントペーストと似た用語の、モルタルやコンクリートも理解しましょう。下記が参考になります。
セメントとモルタル、コンクリートの特徴、違いを知るたった1つのポイント
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