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平成30年度 二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)No.16は、鉄骨構造に関する問題です。5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
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梁材のたわみ制限、短期許容応力度、アンカーボルトの定着長さ、鋳鉄の使用、繰返し荷重による疲労破断が問われます。決め手は、鋼構造の梁のたわみ制限の値です。
引っかけの核心は、選択肢1「梁材のたわみは、通常の場合スパンの1/200以下、片持ち梁の場合スパンの1/150以下とする」です。正しくは、通常のはりはスパンの1/300以下、片持ち梁は1/250以下です。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(不適当) | 梁のたわみは通常スパンの1/300以下・片持ち梁は1/250以下です。1/200・1/150とした点が誤りです。 |
| 2 | ○(正しい) | 構造用鋼材の短期許容応力度は、圧縮・引張り・曲げ・せん断にかかわらず、長期許容応力度の1.5倍とします。正しい記述です。 |
| 3 | ○(正しい) | 露出形式の柱脚では、一般に、アンカーボルトの基礎への定着長さをアンカーボルト径の20倍以上とします。正しい記述です。 |
| 4 | ○(正しい) | 鋳鉄は、原則として、引張応力が生じる構造耐力上主要な部分には使用してはなりません。正しい記述です。 |
| 5 | ○(正しい) | 鋼材に多数回の繰返し荷重が作用する場合、応力が降伏点以下の範囲であっても破断(疲労破断)することがあります。正しい記述です。 |
選択肢1は、梁のたわみ制限を1/200・1/150とした点が誤りで、通常のはりは1/300以下、片持ち梁は1/250以下です。
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鋼構造の梁は、長期荷重によるたわみが大きすぎると、天井の割れや使用上の支障が出ます。そこで、たわみをスパンに対して一定以下に抑えます。
通常のはりはスパンの1/300以下、片持ち梁はスパンの1/250以下とします。片持ち梁のほうが不利なので、制限がやや緩い1/250になっています。
選択肢1は1/200・1/150としていますが、正しくは1/300・1/250です。「通常1/300、片持ち1/250」と押さえます。
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鋼構造の梁材のたわみは、通常の場合スパンの1/200以下、片持ち梁は1/150以下とする。〇か×か。
×。通常は1/300以下、片持ち梁は1/250以下とします。
構造用鋼材の短期許容応力度は、長期許容応力度の何倍か。
1.5倍です(圧縮・引張り・曲げ・せん断にかかわらず)。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月
