建築学生が学ぶ構造力学

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令和5年度 二級建築士 構造 No.9を解説、土の粒径は砂>シルト>粘土を見抜くポイント

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令和5年度 二級建築士試験 学科III(建築構造)No.9は、地盤及び基礎構造に関する問題です。

この問題では、5つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題で問われていること

  1. 土の粒径の大小関係(砂・シルト・粘土)
  2. 静止土圧係数の値
  3. フーチング基礎の種類
  4. 基礎の固定荷重に含めるもの
  5. 布基礎を無筋コンクリート造とできる条件

※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。上記は、その5つの記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

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土は粒の大きさで分類され、大きいほうから「砂・シルト・粘土」の順に並びます。つまり、粒径の大小関係は砂>シルト>粘土で、粘土がいちばん細かい粒子です。

選択肢1は「砂>粘土>シルト」としており、シルトと粘土の順序が逆なので誤りなんです。土の粒径は砂>シルト>粘土と押さえましょう。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 土の粒径は砂>シルト>粘土です。「砂>粘土>シルト」は誤りです。
2 ○(正しい) 静止土圧係数は、一般に砂質土・粘性土のいずれでも0.5とします。正しい記述です。
3 ○(正しい) フーチング基礎には独立基礎・複合基礎・連続基礎等があります。正しい記述です。
4 ○(正しい) 基礎の固定荷重には、各部の自重のほか土かぶりの重量も考慮します。正しい記述です。
5 ○(正しい) 長期許容応力度70kN/m²以上等の条件を満たす布基礎は、無筋コンクリート造にできます。正しい記述です。

選択肢1の「砂>粘土>シルト」という記述が誤りで、土の粒径は砂>シルト>粘土です。

独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。

選択肢1のポイント

選択肢1は、土の粒径の大小関係を「砂>粘土>シルト」としていますが、ここが誤りです。正しくは砂>シルト>粘土で、シルトと粘土の順序が逆なんです。

土は粒径によって「礫・砂・シルト・粘土」と分類されますね。このうち砂・シルト・粘土を大きいほうから並べると砂>シルト>粘土で、粘土がいちばん細かく、目に見えないほど小さい粒子です。シルトは砂と粘土の中間の細かさになります。

誤りの核心は、シルトと粘土を入れ替えた点です。ザックリ言えば、「いちばん細かいのは粘土」ということです。細かい粘土は水を通しにくく圧密沈下を起こしやすい土でもありますね。土の粒径は砂>シルト>粘土(いちばん細かいのは粘土)と押さえましょう。

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覚え方

  • 土の粒径は砂>シルト>粘土=いちばん細かいのは粘土
  • 静止土圧係数は砂質土・粘性土とも一般に0.5
  • 基礎の固定荷重には各部の自重+基礎スラブ上部の土かぶり重量も含める
  • 布基礎は長期許容応力度70kN/m²以上等の条件で無筋コンクリート造にできる

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Q.

砂・シルト・粘土を粒径の大きい順に並べると?

砂>シルト>粘土です。粘土がいちばん細かい粒子です。

出典

  • 建築技術教育普及センター「令和5年度 二級建築士試験 学科の試験 学科III(建築構造)問題」
ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

建築士 過去問(構造)

プロフィール

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