本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
平成30年度 一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)No.30は、建築物の構造計画及び構造設計に関する問題です。4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
先に一つだけ。独学の効率に不安があるなら、スキマ時間で回せるスタディングの建築士講座を無料で試すのが早いです(スマホ完結・大手の約1/10)。![]()
耐震性を向上させる手段、特定天井の脱落防止、高炉セメントの環境配慮、かぶり厚さと設計基準強度による耐久性向上が問われます。決め手は、特定天井で天井と壁の間に隙間を設けない構造にすれば、脱落の検討を省略できるかどうかです。
引っかけの核心は、特定天井のうち隙間を設けない構造方法で「天井材の脱落に対する安全性の検討を省略できる」としているところです。隙間なし方式も脱落防止の一つの方法で、それに応じた検討や仕様の確認は必要で、省略はできません。
※ 問題文そのものは建築技術教育普及センターの公式PDFで確認できます。
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 耐震性を向上させる手段には、構造体の強度を大きくする、塑性変形能力を高める、上部構造を軽量化する、などがあります。正しい記述です。 |
| 2 | ×(最も不適当) | 特定天井で隙間を設けない構造でも、脱落に対する安全性の検討は省略できません。省略できる、とする点が誤りです。 |
| 3 | ○(正しい) | 高炉スラグを利用した高炉セメントを構造体コンクリートに用いることは、環境に配慮した建築物につながります。正しい記述です。 |
| 4 | ○(正しい) | RC造の耐久性向上には、設計基準強度を高くする、かぶり厚さを大きくする、などの手段があります。正しい記述です。 |
選択肢2は、隙間を設けない特定天井で脱落の検討を省略できるとした点が誤りで、隙間なし方式に応じた検討・確認が必要です。
独学だと、こういう論点の背景を一つずつ調べるだけで時間が溶けます。要点を絞った講義で効率よく進めたいなら、スタディングの建築士講座(スマホ完結・大手の約1/10)を無料で試せます。![]()
特定天井は、脱落すると重大な被害が生じるおそれのある吊り天井で、地震時の脱落防止対策が求められます。対策の方法には、大きく分けて仕様を満たす方法、構造計算による方法、大臣認定による方法があります。
「天井と周囲の壁等との間に隙間を設けない」構造方法は、天井と壁を一体で動かして相対変位を防ぐ、脱落防止の一つのやり方です。ただし、これも一つの対策方法であって免除ではありません。天井面構成材どうしや壁との取合いが地震力に耐えるよう、その方式に応じた検討や仕様の確認が必要で、脱落に対する安全性の検討を丸ごと省略できるわけではありません。
選択肢2は、隙間なし構造なら脱落の検討を省略できるとしていますが、これは対策と検討の省略を混同した誤りです。「隙間なし方式も対策の一つ、脱落の安全性検討は省略できない」と押さえます。
構造を得点源にするなら、科目別おすすめ本(構造力学)や一級のおすすめ参考書・問題集もあわせてどうぞ。独学での進め方は建築士は独学で合格できる?で整理しています。
通勤や休憩のスキマ時間だけで学習を進めたいなら、スタディングの建築士講座が向いています。合格に必要な範囲に絞ったスマホ講義で、独学の遠回りを減らせます(無料お試しあり)。![]()
特定天井で天井と壁等の間に隙間を設けない構造にすれば、脱落に対する安全性の検討を省略できる。〇か×か。
×。隙間なし方式も対策の一つで、脱落に対する安全性の検討は省略できません。
RC造の耐久性を向上させる手段を2つ挙げると。
コンクリートの設計基準強度を高くする、鉄筋に対するかぶり厚さを大きくする、などです。
出典
※ この記事の確認日:2026年7月
