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屋根の種類と耐震性に有利な屋根の特徴について

建築物に欠かせない要素が屋根です。屋根が無いと雨で部屋が濡れますし、風が吹けば部屋がめちゃくちゃになります。夏なら、太陽の直射日光を遮るものがないので、部屋の温度は上昇し続けるでしょう。


このように屋根は住宅の内部環境を整える要素です。では、屋根にはどんな種類があるのでしょうか?今回は屋根の種類と、耐震性に有利な屋根について説明したいと思います。


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・屋根の種類

屋根には大きく分けて2つあります。1つは鋼製屋根、2つ目がコンクリート系屋根です。それぞれ、屋根形状に種類もありますが、今回は割愛します。さて、鋼製屋根の代表各が折板屋根とよばれるものです。鋼を加工で曲げて折ります。折ることで強度を高めることが可能です。折板屋根は主に鉄骨造に使われる屋根で、倉庫の屋根はほとんど折板屋根でしょう。


また、コンクリート系屋根の代表格がALC版です。ALC版とはコンクリートに空気をたくさん入れることで軽くした材料だと考えてください。ALC版は軽いので壁や屋根にも使用されます。強度が比較的高いですが、ALC版の幅は600mmしかないので、互いを接合するとき雨漏りしない工夫が必要です。


耐震性に優れた屋根とは?

さて、耐震性に優れた屋根とは、簡単に言えば軽い屋根です。なぜ軽い屋根が耐震性に優れているのか?それは地震のパワーは建物の重量と比例するからです。例えば、とっても軽いテントは地震がきても全く問題ないですよね?これと同じ考えで、建物は軽ければ軽いほど地震の影響は小さくなっていきます。


つまり耐震性に優れた屋根は鋼製屋根と言えるでしょう。鋼製屋根の重さは平米当たり20kg程度しかありません。一方、コンクリート系屋根の場合は平米100kgはあります。両者を比較すれば、5倍も重いわけですからコンクリート系屋根は耐震性に不利といえます。


まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、屋根の種類と耐震性に優れた屋根の特徴について特集しました。屋根は外部からの環境に対して内部環境を守る構成要素です。また、屋根は軽ければ軽いほど耐震性は良くなります。もちろん、意匠的なデザインや漏水性の問題もありますから、総合的に判断して屋根の材料を決めていきたいですね。自分の優先したい情報を専門業者に教えればそれに見合った屋根の提案があると思いますよ。


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