read文を使いたときは、例えば、ある変数に対して任意の値を代入したい場合などです。プログラム上に値を書き込むとその値でしか、計算されません。 よって、read文を使って値を入力させるようにしておけば、パラメトリックに計算ができるので、便利ですよね。
read文の関数
read文は値を読み込むことも可能ですし、テキストファイルを読み込むことも可能です。例えば、
・print *, "強度(N/mm^2)を入力してください"
・read *, p
などの使い方をすることで、「p」という値をキーボードから入力することができます。一方、
・open(1, file='step-load.txt',status='old')
・read(1,*) gg(i)
のように、テキストファイルを読み込むことが可能です。これは、「open(1, file='step-load.txt',status='old')」の「1」と「read(1,*)」の「1」を対応 させることで、ファイルを読み込んでいます。
早速、Fortranで書いてみる。
さて、ダウンロードしたエディタ(僕はTerapad)を開いてプログラムを書いてみます。 まだコンパイラしていません。とりあえず、「Terapad」を利用している方は
「名前をつけて保存」→保存形式を「全てのファイル」として→「○○.f90」と保存してください。そうすると、F90ファイルが生成されます。
!比強度を計算するプログラム
program sisoku
implicit none
real h,p,m,i,j
print *, "強度(N/mm^2)を入力してください"
read *, p
print *, "比重()を入力してください"
read *, m
hikyoudo.f90の説明
このプログラムは「比強度を求める」プログラムの途中文ですので、これをコピペして使ってもエラーがでるだけです。read文のポイントは 「read *, p」という一文だけです。また、この文だけだと、何をキーボードから入力していいのかわからないので、普通はその前にprint文を 使って文章を表示させます。
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