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この問題はNとM、Zの算定が正しくできるか? 問われています。まずNは軸力のことです。
軸力とは部材の軸方向に作用する応力のことです。今、荷重条件をみると部材に対して軸方向に作用する力は、36kN。
つまり、
です。次にMを算定します。問題では、A点の断面下端の応力度と書いてあります。A点とはスパンの中央です。つまり中央曲げを求めればいいのですから、
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kNm
です。
あとは、断面性能を算定できれば答えが分かります。Aとは断面積のことです。
次に断面係数Zですが公式を使えば、
です。あとは、問題文に書いてある応力度の算定式に代入していきます。一点注意したいのは、応力度を求める式の『±』部分。
この問題では『断面下端』と書いてあるので、引張側の応力を算定します。
構造力学では圧縮を-、引張を+と考えますから、この式を・・・
以下のように、
します。値を代入すると、
以上より、答えは2です。
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