建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 二級建築士の問題 構造解説 > 鉄骨構造に関する不適当な記述を選ぶ問題 H28

二級建築士H28 鉄骨構造に関する不適当な記述を選ぶ問題

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


鉄骨構造に関する記述で不適当なものを選ぶ問題です。鉄骨造の特徴を覚えておけば解ける問題です。

まず、1番は有効細長比に関して。柱の有効細長比は200以下とする。これは正しい記述です。柱は構造耐力上、重要な部材ですから、あまりにも細くすると座屈のおそれがあります。建築基準法では、200以下とすることで柱が細くなり過ぎないよう制限をかけています。正しい記述です。


2番も正しい記述。中々、構造設計に従事していない人は理解が困難かと思いますが、覚えてください。


3番は、正しい記述。H型鋼はフランジで曲げモーメントのほとんどを負担。ウェブでせん断力のほとんどを負担します。ですから、この記述は正しいです。


4番は、筋交いの保有耐力接合に関する記述。『座屈することを防止するために行う~』という問いは、構造設計をしていると逆に正解に思えてきます(と、いうより間違っていないような・・・)。


しかし、これは不適当な記述。保有耐力接合は、接合部よりも母材が先に破断するよう、接合部の耐力を高めることです。ですから、保有耐力接合の検討では、母材の引張耐力をα倍した値に対して、それを上回っているかどうか? これを確認します。


よって、答えは4番です。


【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


▼人気の記事ベスト3▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

【読まれています】管理人による建築業界の分析!

1日13円で建築業界がわかるLINE配信!

友だち追加

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

あなたは数学が苦手ですか?

わかる!実務で使う数学知識の基礎講座

【有料メルマガの初回資料が今だけ無料!】1日約13円で情報をアップデート!

有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

限定メールマガジン

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

人気の記事ベスト3

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 二級建築士の問題 構造解説 > 鉄骨構造に関する不適当な記述を選ぶ問題 H28
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事