【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
No.6から応力や反力を求める問題から解放されました。今までとはタイプの違う問題ですから、気を引き締めて取り組みましょう。
座屈荷重の大小関係として正しいものを選ぶ問題です。座屈荷重とは、座屈耐力と言い換えると理解が早いと思います。座屈に関する耐力が大きいものから順に並び替えれば良いのです。
スポンサーリンク
この問題は直観的に解くのは、やや難しいかもしれません。普通なら柱の長さが長い方が、座屈(つまり圧縮力)に弱い気がします。しかし、良く見ると境界条件が、A,B,Cで異なっています。
これらの違いを、どう評価すれば良いでしょうか。
さて、座屈耐力は部材の剛性と、座屈長さが関係していました。座屈長さは、部材長さLをそのまま適用できるわけでもなく、部材長さに換算係数を掛けた値となります。
もう一度、問題を眺めてみるとA,B,Cの柱は、剛性は同じようです。違うのは境界条件だけ。つまり、座屈長さの小さい順に座屈耐力が大きくなるのです。
Aは両端固定と書いてあります。両端固定の場合、座屈長さ=部材長さ×0.5倍です。よって、
Bは両端ピンです。両端ピンのとき、座屈長さ=部材長さ×1.0倍なので、そのままLです。
Cは、片持ち柱です。片持ちのとき、座屈長さ=部材長さ×2.0倍なので、
となります。
座屈長さが短い方が座屈耐力としては大きくなりますから、
C>A=B
が答え。5番が正解です。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート