1. HOME > 構造力学の基礎 > 建物の転倒

建物の転倒

建物が転倒するというイメージは、例えば教科書を縦に置いて、それを指で軽く押してみれば意味が理解できます。


本は、全く破損していないにも関わらず建物としては機能しない状態となりました。


さて、転倒しやすい建物の特徴としては、「ひょろ長い建物」と言えます。ひょろ長い建物を専門的に言うと、

「塔状比が大きい建物」

です。


塔状比とは、建物の最高高さ/幅で計算できます。この値が4を超えれば、塔状建物と言って、ひょろ長い建物に該当します。


これは、素人の方でも直感的に理解でるでしょう。また、建物は柱が4本以上存在しています。地震力が作用した場合、一方には圧縮力が、もう一方には引き抜き力が作用します。建物が転倒しない条件とは、これらの押し引きの力に対して地耐力や支持力を満足することを意味します。


さらに、直接基礎は引抜力に対して抵抗することはできません。つまり、転倒しないためには、大きな基礎が必要になるのです。


一方、杭基礎は引抜力に対して抵抗することができます。杭を使えば、引き抜き力を許容しつつ、引抜抵抗力を超えないようにすれば問題ありません。



▼この記事を今すぐSNSでシェアする▼


▼こちらも人気の記事です▼

▼人気の記事ベスト3▼

▼いつでも構造力学の問題が解ける!▼

構造ウェブ問題集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

スポンサーリンク

検索

カスタム検索

プロフィール

おすすめ特集

note始めました 構造ウェブ問題集

人気の記事ベスト3

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

  1. HOME > 構造計算の基礎 > 許容応力度計算が簡単にわかる、たった3つのポイント