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実は鉄骨造には、軽量鉄骨造と重量鉄骨造の2種類があります。えっ?そうなの?と思った人も多いでしょう。実際のところ、軽量鉄骨造と重量鉄骨造のどちらが優れているのでしょうか?どういった違いがあるのでしょうか?
今回は、軽量鉄骨造と重量鉄骨造の違いについて特集します。
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軽量鉄骨とは文字通り軽い鉄骨造を意味します。軽いということは部材断面が小さいということで、断面性能が小さいのです。建物の耐震性は断面性能が大きいほうが高いですから、軽量鉄骨造は耐震性が低いと言えます。
しかし、それは重量鉄骨造と比較しての話であり、軽量鉄骨造でも法律の耐震性を満足する建物は設計されています。例えば、ハウスメーカーが建売している軽量鉄骨アパート等です。軽量鉄骨造に使われる柱や梁はCチャンネルと呼ばれる厚みや断面が小さい部材です。
これらの部材を設計する技術は難しいので、本当に耐震性を満足しているか?の検討はしっかりチェックが必要です。
重量鉄骨は重い鉄骨を意味します。重い鉄骨部材なので、部材断面が大きいのです。部材断面が大きいため、断面性能も大きくなります。当然、断面が大きいほうが耐震性が高いですよね。ですから重量鉄骨造で設計した方が有利な建物になります。また、重量鉄骨造の設計方針は学会で確立されているため、設計も行いやすいメリットがあります。
いかがでしたでしょうか。今回は軽量鉄骨像と重量鉄骨造の違いについて特集しました。覚えて欲しいのは、軽量、重量鉄骨造ともにきちんと構造計算すれば安全であることです。一方で、軽量鉄骨造の場合、安全性の確認が難しいことや部材の断面性能が低いデメリットもあります。逆に重量鉄骨造は断面性能が大きいので耐震性は高いです。しかし、重量が重いので基礎が大きくなったりコストが高くなります。
私たちが住むアパートやマンションが、軽量鉄骨造か?重量鉄骨造か?は求める耐震性とコストについて決めたいですね。
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