1. HOME > 鋼構造の基礎 > フラットデッキとは何か、デッキプレートとの違い

フラットデッキとは何か、デッキプレートとの違い

フラットデッキとデッキプレートの違いを説明します。簡単に言えば、フラットデッキは「構造上、床の重さを支えるものではなく、鉄筋コンクリート床(以下、RC床あるいはスラブ)の型枠のこと」です。


※RC床(スラブ)に関しては、下記の記事が参考になります。


一方、デッキプレートは「積載荷重や固定荷重を支える構造材」です。今回は、フラットデッキとデッキプレートの違いと、それぞれの使い方を説明します。


フラットデッキはRC床を造るときの型枠替わり

フラットデッキはRC床を造るときの型枠替わりとして使います。そのため、型枠用デッキということも。ですから、フラットデッキ自体に構造的な耐力を期待していません。


普通、RC床は支保工を組んで型枠をつくります。そこにコンクリートを流し込むわけです。しかし型枠工の減少や、工期短縮を目的にフラットデッキの使用が多くなっています。普通の型枠は、RC床が出来上がると型枠を外して支保工をばらします。


また型枠の組み立ても時間がかかります。一方、フラットデッキであれば、フラットデッキを梁と梁の間に架け渡すだけ。フラットデッキは殺し(存知したままで良い)ですから、取り外す工程がなく、工期短縮につながります。


但し注意したいのは、型枠デッキだからといって長スパン飛ばすことはできません。例えば、10mのスパン型枠デッキで飛ばそうと思っても、型枠デッキ自体が撓んでしまいます。コンクリートを流し込んで落ちては意味がありません。


型枠デッキの許容スパンは荷重(床の厚みなど)で様々ですが、およそ3m程度と考えてください。

スポンサーリンク
 

デッキプレートは床の重さを支える構造材

一方デッキプレートは床の重さを支える構造材です。型枠ではなく、それ自体が構造材として機能します。


RC床が構造材であると同じように、デッキプレート自体が構造的な床です。見た目はデッキプレートに似ていて、薄い鋼板を折り曲げて強度を高くしています。但し、このままでは人が歩いてデコボコして歩きにくい。溝があって物が落ちます。


ですから、デッキプレートを使う時、その上に木組の床を新たに汲むか、ALC版を載せるなど人間が生活できる床を造ります。


まとめ

今回は、デッキプレートとフラットデッキの違いを説明しました。フラットデッキは型枠デッキというように、RC床を造る型枠替わり。デッキプレートは、それ自体が床材だと覚えておきましょう。


※RC床(スラブ)に関しては、下記の記事が参考になります。


以上、今回の記事が参考になれば幸いです。

▼この記事を今すぐSNSでシェアする▼


▼こちらも人気の記事です▼

▼人気の記事ベスト3▼

▼いつでも構造力学の問題が解ける!▼

構造ウェブ問題集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

スポンサーリンク

検索

カスタム検索

プロフィール

おすすめ特集

note始めました 構造ウェブ問題集

人気の記事ベスト3

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

  1. HOME > 構造力学の基礎 > フラットデッキとは何か、デッキプレートとの違い