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鉄骨造の建物は、耐火性能を満足させるために、構造体の柱や梁に耐火被覆を施します。当然、耐火被覆の重量を考慮します。そこで今回は、耐火被覆の比重を紹介します。
材料名 | 単位重量 (kN/m^3) | 柱(厚さ 単位mm) | 梁(厚さ 単位mm) | ||||||
1時間 | 2時間 | 3時間 | 1時間 | 2時間 | 3時間 | ||||
耐火被覆 | 吹付石綿 (乾式・半乾式) | 2.8以上 | 25 | 45 | 65 | 25 | 45 | 60 | |
けい酸 カルシウム板 | 1号 | 3.5~7.0 | 20 | 35 | 55 | 20 | 35 | 50 | |
2号 | 1.5~3.5 | 25 | 45 | 60 | 25 | 40 | 55 | ||
セラミックファイバー | 6 | 20 | 30 | 40 | 20 | 30 | 40 |
※1号は仕上げ用、2号は見えがかり用
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上記のように、耐火被覆は100mmもない厚さです。それ自体は軽い重量ですが、吹付の耐火被覆の場合、柱は4面、H形鋼なら4面以上の範囲に耐火被覆を吹き付けます。
例えば柱に耐火被覆を吹き付けると、メートル当たりの耐火被覆の重量は、
です。柱断面が200角の場合、上記の計算式に当てはめるとw=56.0N/mが耐火被覆の重量となります。
H形鋼は、単純に梁せいや、幅の大きさよりも形状により単位長さ当たりの重量は大きくなるので注意しましょう。
今回は、耐火被覆の比重について紹介しました。全体重量に対しては、大きな重量ではありませんが、忘れないよう注意したいですね。
下記も参考になります。併せて勉強に役立ててください。
下記の文献も参考になります。
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