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2割乗せるとは「販売価格に対して利益を2割確保する(利益率2割とする)」ことです。例えば、原価1000円の商品に2割乗せると「販売価格=1000÷0.8=1250円」です。このとき利益は「1250-1000=250円」なので、利益率は「250÷1250=0.2⇒2割」となります。又は、単純に元値(ある値)に元値の2割分を加えることです。今回は、2割乗せる意味と計算、利益との関係、1、3、5、7割の利益を乗せる計算について説明します。3割乗せる、2割増し、10%乗せる意味など下記も参考になります。
3割乗せるとは?1分でわかる意味と計算、原価に利益を3割乗せる方法、1割、2割、8割乗せる計算は?
10%乗せるとは?1分でわかる意味、原価に利益を乗せる計算、5、15、20%乗せる計算は?
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2割乗せるとは「販売価格に対して利益を2割確保する(利益率2割とする)」ことです。例えば、原価1000円の商品に2割を乗せると「販売価格=1000÷(1-0.2)=1000÷0.8=1250円」になります。
混同しやすいですが、原価を2割増やした値を販売価格にしても「利益は2割出ない」ので注意しましょう。
利益は「販売価格-原価」で計算するので「利益=1250-1000=250円」ですね。さらに、利益率=利益÷販売価格なので「250÷1250=0.2⇒2割」の利益が確保できましたね。
原価をA、販売価格をBとするとき、利益と利益率は下式で算定します。
・利益=販売価格-原価=B-A
・利益率=利益/販売価格=(B-A)/B
利益率が0.2になるときのBを求めましょう。下式の通り、原価を0.8で割り戻せば(1.25倍すれば)良いですね。
(B-A)/B=0.2
1-A/B=0.2
A/B=0.8
B=A/0.8
同様の考え方で、1割乗せる場合は「1-0.1=0.9」、3割では1-0.3=0.7を割り戻せばよいのです。
また2割乗せるは、単純に「元値に元値の2割を加える」意味もあります。2割増しともいいます。2割増し、3割乗せる計算など下記も勉強しましょう。
3割乗せるとは?1分でわかる意味と計算、原価に利益を3割乗せる方法、1割、2割、8割乗せる計算は?
10%、1割、3割、5割、7割の利益を乗せる計算を下記に示します。※原価は1000円とする。
・10%の利益を乗せる ⇒ 10%=10/100=0.1、1000÷(1-0.1)=1000÷0.9=1111円
・1割の利益を乗せる ⇒ 1000÷(1-0.1)=1000÷0.9=1111円
・3割の利益を乗せる ⇒ 1000÷(1-0.3)=1000÷0.7=1428円
・5割の利益を乗せる ⇒ 1000÷(1-0.5)=1000÷0.5=2000円
・7割の利益を乗せる ⇒ 1000÷(1-0.7)=1000÷0.3=3333円
10%=0.1なので、1割乗せる計算と同じです。10%の利益を乗せる計算の詳細は下記も参考になります。
10%乗せるとは?1分でわかる意味、原価に利益を乗せる計算、5、15、20%乗せる計算は?
今回は、2割乗せる計算について説明しました。2割乗せるとは「販売価格に対して2割の利益を確保すること」です。原価1000円に2割乗せると「1000÷0.8=1250円」になります。単純に原価を1.2倍しても「利益が2割では無い」ので注意しましょうね。3割乗せる計算など下記も勉強しましょう。
3割乗せるとは?1分でわかる意味と計算、原価に利益を3割乗せる方法、1割、2割、8割乗せる計算は?
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